2024/09/10
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クレジットカード決済はキャッシュレスの中でもっとも利用されています。クレジットカード決済を実店舗・ネットショップに導入することで、売上アップや顧客単価増加に繋がる可能性があります。
本記事ではクレジットカード決済とは何かについて解説します。クレジットカード決済のメリット・デメリットや、実店舗・ネットショップに導入する方法をまとめました。
本記事を読むことで、クレジットカード決済に関する理解を深めることができます。クレジットカード決済に興味がある方は、ぜひお読みください。
目次
クレジットカード決済とは?
クレジットカード決済は文字通り、クレジットカードを利用した決済を指します。
カードを専用の ICカードリーダーにかざすだけで、決済を行えるのが特徴です。キャッシュレス決済にはさまざまな種類がありますが、その中でも特に決済スピードが早いです。
ネットショップの場合、ユーザーがクレジットカード情報を入力することで決済を行います。カード番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力し、場合によっては本人認証が行われます。
クレジットカード決済は、後払いであることも大きな特徴です。カードを使った段階では支払いは行われず、いくら使ったという情報のみが記録されます。その後、引き落とし日になると、その期間の利用料金がまとめて請求されます。
【ユーザー側】クレジットカード決済のメリット
クレジットカード決済はユーザー側にとって多くのメリットがあります。代表的なメリットは次の4つです。
- 支払いタイミングを変更できる
- カードによっては保険が付いている
- ポイントを貯められる
- 多くの店舗で使える
1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
支払いタイミングを変更できる場合もある
クレジットカード決済の特徴は、支払いタイミングを変更できる場合もある点です。一括払いだけでなく、分割払いやボーナス一括払い、リボ払いなどが選択できます。
分割払いなどを選択することで、貯金が不足している場合でも高額商品を買うことができます。さらに、ボーナス一括払いと分解払いの中でも2回払いは、手数料がかかりません。
ただし、リボ払いに関しては手数料が高く設定されていることも多く、利用に慎重になる必要があります。
カードによっては保険が付いている
クレジットカードには、さまざまな保険が付いている場合もあります。これらの保険は発行時に自動で付いてくるため、別途加入手続きをする必要がない場合が多いです。また、保険料を支払う必要もありません。
具体的には、旅行損害保険やショッピング保険などがあります。旅行損害保険は、旅行時の怪我や盗難といった損害に対して補償を受けられる保険です。国内旅行保険と海外旅行保険の2種類があります。
ショッピング保険は、購入した商品が火災などの被害で破損したり盗まれたりといった損害に対して補償を受けられる保険です。
保険が付いていることで、安心して旅行などを楽しむことができます。ただし、カードによって付帯されている保険は異なります。また、補償金額もカードの種類・ランクによって変わります。
ポイントを貯められる
クレジットカードの多くはポイントを貯めることができます。ポイント還元率は0.5~1.0%であることが多いです。ポイントがもらえる分、お得に買い物できます。
貯めたポイントは、特定のネットショップで使ったり、マイルや商品と交換したりすることが可能です。ただし、ポイントには有効期限が設けられている場合もあります。
多くの店舗で使える
クレジットカードは多くの実店舗・ネットショップで使うことができます。他のキャッシュレス決済手段に比べてカード決済は普及率が高いです。
多くの店舗で使えるため、カード1つでほとんどの支払いを済ませることもできます。1つのカードで支払いを済ませることで、いくら使ったか分かりやすくなります。
ただし、店舗によっては一部の国際ブランドにしか対応していない場合もあります。たとえば、VISAは使えるがJCBは使えないといった場合があります。そのため、異なるブランドのカードを2種類以上持つ方も多くいます。
【ユーザー側】クレジットカード決済のデメリット
クレジットカード決済のデメリットは、使いすぎてしまう恐れがあることです。
クレジットカードは後払いであり、利用直後には引き落としされず、後でまとめて支払うことになります。知らず知らずのうちに使いすぎてしまうこともあるので、利用金額の確認はしっかり行う必要があります。
加えて、クレジットカードを不正利用されるリスクもあります。クレジットカード情報を見られてしまったり、偽物のサイトにカード情報を入力した結果情報を抜き取られてしまったりすることがあるので、十分に気をつけないといけません。
不正利用対策としては、カード明細をこまめに確認する、怪しいサイトやメールは開かないようにする、などが挙げられます。また最近では、ナンバーレス(カード番号やセキュリティコードが書かれていない)タイプのカードも増えています。
【事業者側】クレジットカード決済のメリット
続いて、事業者側から見たクレジットカード決済のメリットを解説します。メリットは次の3つです。
- 機会損失を防げる
- インバウンド需要が期待できる
- 顧客単価アップが期待できる
1つ1つのメリットについて詳しく解説します。
機会損失を防げる
クレジットカード決済を導入することは、機会損失を防ぐことに繋がります。最近では、現金を持ち歩かない人も増えており、カードが使えないネットショップは避けられてしまいがちです。
また、ネットショップでも自分が使いたい決済手段がない場合、他のサイトに移ってしまうことがあります。商品をカートに入れたにも関わらず、サイトを離脱してしまうことは「カゴ落ち」と呼ばれており、ネットショップの課題の1つです。
カード決済はキャッシュレスの中でも普及率が特に高いため、導入することで多くのユーザーを取り込むことが可能です。
インバウンド需要が期待できる
クレジットカード決済の導入は、インバウンド需要に応えることにも繋がります。カード決済を導入することで、外国人観光客が買い物をしやすくなります。
中国やアメリカなどでは、日本よりもキャッシュレス決済が普及しています。中でもVISAやMastercardなどの国際ブランドのカードは、多くの国で使われています。
顧客単価アップが期待できる
クレジットカード決済の導入は、顧客単価アップにも繋がります。カード決済は後払いなうえに、分割払いやリボ払いも選択できる分、高額商品購入の心理的ハードルが下がります。
高額商品を中心に扱う実店舗・ネットショップは、特にカード決済を導入した方が良いと言えます。他のキャッシュレス決済の場合、利用限度額やチャージ限度額が低めに設定されており、高額商品が買えないこともあります。
【事業者側】クレジットカード決済のデメリット
クレジットカード決済を導入する事業者側のデメリットは、強いて言えばチャージバックのリスクがあることです。チャージバックとは何らかの理由で決済が取り消されることです。
チャージバックの理由として特に多いのが、カードの不正利用です。カードを不正利用された場合、カード会社に申し立てることで、決済の取り消しができることがあります。
チャージバックはユーザーを守るために必要な制度です。一方で、決済が取り消されると、支払いがないのに商品を渡したことになるので、事業者側は損をしてしまいます。
とはいえ、カードの不正利用に関しては、ネットショップ側で対策することが可能です。代表的な対策は、EMV3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)の導入です。EMV3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)では即時に不正利用の可能性を判定でき、不正利用の可能性が低ければ、IDやパスワードを入力する必要はありません。従来の3Dセキュアより、カゴ落ちをなくせるのが特徴です。
クレジットカード決済を導入するには?
クレジットカード決済を導入する場合、決済代行会社を活用するのが一般的です。決済代行会社とは、カード会社との契約を代行してくれる会社を指します。
カード決済を導入するには、VISAやMastercardなど各ブランド1つ1つと契約をしなくてはいけません。契約して加盟店になるには審査を受ける必要があり、書類作成にも多くの時間を取られるはずです。
決済代行会社を利用する場合、各ブランドとの契約をまとめて行うことができます。そのため、カード決済導入にかかる事務コストを大幅に削減することが可能です。
各ブランドと直接契約している会社はほとんどなく、特に個人事業主・中小企業の場合は決済代行会社を利用するのが一般的です。
決済代行会社を選定するポイント
決済代行会社は多くの種類があるため、どれと契約するか悩む場合もあるかと思います。決済代行会社を選定するポイントは次の3つです。
- 決済代行会社としての実績・信頼
- 入金日
- その他の導入可能決済
最低限この3つは抑えておくと、契約後に後悔することがなくなります。1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。
決済代行会社としての実績・信頼
まず確認したいのが、決済代行会社としての実績および信頼性の高さです。導入実績に関してはホームページに記載されていることが多いので、事前に確認しましょう。
それに加え、会社としての信頼性の高さ(大手企業かどうか、上場の有無、経営状況など)も確認することが大切です。
入金日
決済代行会社は、各カード会社からの支払いを1つにまとめて入金してくれます。そのため、事業者は1ヶ月に何度も入金確認をしなくて良くなります。
ただし、入金にかかる日数は決済代行会社によって異なります。たとえば、「A社は締め日から10日後だが、B社は締め日から30日後に入金」というようにです。
入金が遅いと、売上が立っても手元にお金が中々入らない訳ですから、資金繰りが難しくなる場合があります。そのため、できるだけ入金日が早い会社を選ぶのがポイントです。
その他の導入可能決済
クレジットカード決済以外の決済手段が導入できるかも、チェックポイントです。カード決済だけだと、すべてのユーザーを取り込むことは難しいです。
クレジットカードは、18歳以上でないと発行することができません。つまり、若年層をターゲットにする場合、カード決済以外も必要ということです。
また、クレジットカードを積極的に使いたくないユーザーもいます。そのようなユーザーにも取り込めるよう、幅広い決済手段を用意することが大切です。
たとえばネットショップの場合、キャリア決済も併せて導入すると、カードを使えないユーザーも決済を行うことができます。また、銀行振込やコンビニ決済などを導入すると、現金派のユーザーも取り込むことが可能です。
クレジットカード決済を導入するなら『ペイジェント』
クレジットカード決済の導入は、ぜひペイジェントにお任せください。ペイジェントはNTTデータと三菱UFJニコスが出資している決済代行会社であり、安定した経営基盤を持つうえに、決済導入実績が豊富なのが強みです。
ペイジェントでは、VISA・Mastercard・JCB・AMERICAN EXPRESS・Diners Clubの5つの主要ブランドと一括契約することが可能です。また、一括払いだけでなく、分割払い・ボーナス一括払い・リボ払いにも対応しています。
また、ペイジェントは入金サイクルが早いのも強みです。通常でも締め日から9営業日後に入金可能ですし、「早期入金オプション」に加入した場合、締め日から5営業日に入金、かつ締め回数を2~4回まで細分化することができます。
さらに、カード決済以外の決済手段も併せて導入することが可能です。複数の決済を導入することで、ユーザーにとってより使いやすいサービスになり、カゴ落ちを減らすことにも繋がります。クレジットカードを持っていないユーザーも取り込むことが可能です。
ペイジェントに興味のある方は、以下の窓口からお気軽にお問い合わせください。サービス内容に関するどんな小さなことにも、スタッフが丁寧に回答させて頂きます。
まとめ
本記事ではクレジットカード決済について解説しました。カード決済のメリット・デメリットや導入方法などがお分かりいただけたかと思います。
カード決済には、不正利用によるチャージバックのリスクがあるとはいえ、セキュリティ対策を行えばリスクを最小限に抑えることはできますし、それ以上のメリットがあります。
カード決済を導入したい方は、決済代行会社を利用しましょう。決済代行会社の中でもペイジェントは、入金サイクルの早さや代行会社としての実績に優れています。そのうえ、クレジットカード以外の決済手段にも対応しています。