中国版パテントスコアの提供を開始しました
弊社は2023年5月30日、中国特許および中国実用新案を得点化した指標「中国版パテントスコア」(以下:中国スコア)の提供を開始しました。
弊社提供のスコアとしては「日本」「米国」「欧州」に続き4種類目となります。
中国スコアは、中国特許庁に出願された全特許・実用新案(※取り下げ、拒絶、権利放棄など権利失効したものを除く)を対象に、注目度を算出・偏差値化したものです。
中国の諸制度や技術開発動向を踏まえた「中国市場に特化したスコア」となっており、特許分析業界では初のサービスです。
中国スコアは中国における技術力や影響力を計る上で有用です。弊社提供の特許分析ツール「Biz Cruncherグローバル版」で、各種グラフの描画軸として設定頂けます(下図1~4参照)。
中国市場をターゲットとしたIPランドスケープ等にご活用ください。
【権利者スコアマップ】
【図1:権利者スコアマップ】
各企業に関し、保有している特許のスコアを合計した「権利者スコア」を求め、プロットしています。
図の上部にあるほど「注目度の高い」企業と位置付けられ、中国市場での「競合関係」を描画できます。
図の上部にあるほど「注目度の高い」企業と位置付けられ、中国市場での「競合関係」を描画できます。
【技術分類スコアマップ】
【図2:技術分類スコアマップ】
母集団内特許に関し、各特許分類のスコアを合算した「技術分類スコア」を描画したマップになります。
図の上部にあるほど「注目度の高い」技術と位置付けられ、成長分野や注目技術の抽出を行えます。
図の上部にあるほど「注目度の高い」技術と位置付けられ、成長分野や注目技術の抽出を行えます。
【レイティング分布】
【図3:レイティング分布】
母集団内特許(実用新案)を対象に、スコアに対応したレイティングの分布を描画します。
Aが高評価、Bが中評価、Cが低評価となっており、どういう評価帯のものがどの程度あるのかを把握できます。
母集団特許のスクリーニングや、自社ポートフォリオの管理などに有用です。
Aが高評価、Bが中評価、Cが低評価となっており、どういう評価帯のものがどの程度あるのかを把握できます。
母集団特許のスクリーニングや、自社ポートフォリオの管理などに有用です。
【基本統計】
【図4:基本統計】
「基本統計」は様々なグラフを描画する機能となっています。
左図は「縦軸に企業」「横軸に分類」「各セルが中国スコア積算値」としたヒートマトリクスで、どの企業がどの分野において強み(=注目技術)を有しているのか一目で俯瞰できます。
左図は「縦軸に企業」「横軸に分類」「各セルが中国スコア積算値」としたヒートマトリクスで、どの企業がどの分野において強み(=注目技術)を有しているのか一目で俯瞰できます。
「中国版パテントスコア」及びその活用法について、WEB会議システムにてご案内を承っております。
関心がございましたら、お気軽にお問い合わせください。