悪徳商法
悪徳商法とは、悪意のある詐欺的な手法で、消費者を騙し、不当な利益を上げる商法のことです。
悪徳商法の手口
- 簡単な資格で高収入!?
- 公的な部署を名乗って点検にきた!?
- 自宅にいながら高収入!?
- 資格商法
- 実際には存在しない資格を勝手に作って「就職に有利」「給料UP!」「海外の大学の卒業資格が得られる」などと言って勧誘するものや、受講すれば試験が免除になると騙して契約させるような商法です。「簡単な資格で高収入」のうたい文句にご注意!登録契約やパソコンを購入させられたりします。
- 恋人商法
- 異性から勧誘され親しくなった後、商品購入を促し、その人間関係を利用してキャンセルをしづらくする商法です。本来は「商品を購入させる」という目的でありながらそれを隠し、勧誘をするものです。
- 点検商法
- 「消防署の方から、消火器の点検にきました」、「水道局許可業者ですが、水質検査にきました」などと言ってさも公的な部署からの訪問であるかように装って勧誘を始める商法です。
- 内職商法
- 「簡単なパソコン入力作業で自宅にいながら高収入」「小さいお子さまがいても安心です」などの勧誘により、パソコンを購入させたり、登録に必要といって手数料を取るような商法です。実際には収入が得られないものや、収入を得るためには難度の高い作業を求められるものもあります。
- モニター商法
- 「クレジットカード会社から覆面調査の依頼を受けている。」「現在モニターを募集しておりカードに入会してアンケートに回答してもらえれば報酬を進呈します。」といった勧誘により、住所・氏名・生年月日などの個人情報を伝えてしまい、その情報で悪意のある第三者がクレジットカードやローンカードなどを作成し利用された後に、自身に高額な請求がきてしまうというものです。
ここがポイント
資格商法、恋人商法、点検商法、内職商法、モニター商法…いずれも甘い誘いには乗らない、ついて行かないということが一番重要です。うまい話には落とし穴があります。はっきりと断る勇気を持ちましょう。少しでもおかしいと思ったら、警察へ相談するか、最寄りの消費生活センターへ相談しましょう。