11月15日(火)、リベラルアーツ学群佐藤考一教授は、防衛省海上自衛隊の齋藤聡海上幕僚長より、長年の海上自衛隊幹部学校での講義と同校の米海軍大学中国海洋研究所との研究交流に寄与したことに対する感謝状を贈呈されました。
佐藤教授は、東南アジアの安全保障問題について研究を続けており、1988年に日本国際問題研究所のシンガポール派遣研究員として現地駐在をしている時に出会った、当時在シンガポール日本大使館の防衛駐在官を務めていた新宮領 篁先生とのご縁から、海上自衛隊・海上自衛隊幹部学校の先生方との交流が始まりました。
その後、2000年から海上自衛隊幹部学校での講義を担当し、ASEAN諸国の国防政策や南シナ海、東シナ海の問題などインド太平洋地域の海洋情勢について講義を行ってきました。また、米海軍大学中国海洋研究所との交流では、米海軍とは異なる日本の民間研究者の中国についての視点を紹介するなど積極的な交流活動を続けてきました。
今回の感謝状贈呈をうけて佐藤教授は、「今回、一緒に感謝状を贈呈された方々は、防衛産業の方や地方で行われる自衛隊の行事を支援している方、自衛官募集や退職自衛官の再雇用に尽力している方などで、研究者は私一人でした。海上幕僚長が、一人ひとり異なる内容の感謝状を丁寧に読み上げ、賞状を手渡しして下さり、我々に対する感謝の気持ちを示して下さったことに感激しました」と話しました。
ページの先頭へ