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若年層をターゲットに商品をマネジメントしよう~健康産業ビジネス×白寿生科学研究所の取り組み④~

2022/01/20(木)

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1月17日(月)、株式会社白寿生科学研究所(以下、白寿)との連携による寄付講座『ビジネス演習(健康産業)』で、最終報告会が行われました。当日は3人の学生が本社に出向き、1人がオンラインで参加、白寿からは、原浩之社長をはじめ10人の社員が参加しました。学生たちは、秋学期に取り組んだ施策を説明し、結果を報告しました。

この実習は総合健康企業である白寿の協力を得て、マーケティングやマネジメント系の授業で習い覚えた知識やスキルを実際に使ってみるオン・キャンパス実習。主力商品である家庭用電位治療器「ヘルストロン」を用いて、「新宿キャンパスの学生を元気にする」ことをテーマに、より多くの学生に利用してもらうための宣伝方法、運用方法を検討しました。

春学期は、健康や未病に関する知識を身に付け、履修者をサンプルに健康に対するインサイトを発掘し、ターゲット層の需要について理解を深めました。また本社見学や店長体験で学んだことをもとに、新宿キャンパスでのヘルストロンの運用方法を検討。学生たちは『居心地改善プロジェクト』『カルロン(白寿が販売するカルシウム飲料)無人販売プロジェクト』の2つのプロジェクトを考案しました。
秋学期は新型コロナウイルス感染症拡大防止にも配慮しながら、この2つのプロジェクトを実行。ヘルストロン設置場所に観葉植物を置いてリラックス効果を高めたり、ヘルストロンの使用方法について動画を作成しデジタルサイネージで流したり、デジタルクーポンと引き換えにカルロンの配布を新宿キャンパス1階にあるカフェエテュディアントで対応することで認知度を高めたりするなど、様々な取り組みを行いました。

※撮影時のみマスクを外しております

本演習を担当する大塚誠教授は、「コロナ禍では、学生たちがやりたいことを全て行うことは難しく、中々思い通りにならない点も多かった。しかし、柔軟に対応していくつかの施策を行うと、ヘルストロンの使用回数が増加したことが結果として分かった。短い間隔で新しい施策をうち続けることが必要」と報告しました。

履修者の虞皓博さん(2年)は、「大塚先生や白寿の中島さん(寄付講座担当者)のお陰で、様々なことに挑戦し、多くの知識を得ることができた。また先輩と一緒に1つのプロジェクトに取り組むことで、日本語の勉強にも繋がり、貴重な機会となったと感じている。この演習を履修して本当に良かったです」と笑顔で話しました。

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