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西戸崎―志賀島の市営渡船が当面運休 貨物船防波堤衝突で入港できず

 博多港の防波堤に貨物船が衝突した事故の影響で、福岡市は30日、同日から当面の間、市営渡船の西戸崎-志賀島間を運休すると発表した。貨物船から漏れた燃料油の流出を防ぐオイルフェンスを志賀島漁港入り口に設置したことから市営渡船が港内に入港できなくなったため。

 志賀島航路では通常、旅客船「きんいん」(定員85人)と「きんいん1」(同162人)が、ベイサイドプレイス博多ふ頭-西戸崎-志賀島間を1日15往復している。市によると、同渡船は博多ふ頭-西戸崎間のみで運航し、西戸崎から志賀島の旅客待合所間をタクシーによる代替運行を実施するという。

 (塩入雄一郎)

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