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「日田梨タルト」2時間足らずで50個完売 日田三隈高生開発、久留米市で先行販売

 日田三隈高(大分県日田市友田)の生徒が考案した地元特産のナシを使った新商品「恋する日田梨タルト」が11、12日、同市内での販売に先駆け、福岡県久留米市の百貨店「岩田屋久留米店」で販売された。両日とも、それぞれ準備した50個が2時間足らずで完売。店頭に立った生徒たちは「『おいしそう』と言ってもらえた」と自信を深めていた。

 恋する日田梨タルトは、若者が農業に触れる機会をつくろうと日田市が2024年度に企画した講座「ひたアグリスクール・商品開発コース」の一環で生まれた。同校の生徒21人が試作を繰り返し、ナシを食感と香りが残せるようにさっと煮て、カスタードとアーモンドタルト生地で仕上げた。「SNS(交流サイト)映え」を意識して形は花びらに。パッケージのデザインも生徒たちが手がけた。

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