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記録的大雨となった2023秋田県大会この危機をどう乗り越える

7月16日本日付け更新のトーナメント

秋田県高野連さんのホームページから 7月16日本日付け更新のトーナメント。

秋田県高等学校野球連盟

第105回全国高等学校野球選手権記念秋田大会
    7月14日の第2試合は継続試合となりました。
    17日(月)の試合予定は以下のとおりです
    10:00 秋田修英-由利
    12:30 大館国際-秋田中央
    15:00 大館鳳鳴-秋田商業(継続試合)

 

明日は17日は予定通り試合するのか。JRや秋田新幹線は18日も運休決定、大学病院も中通病院も水害で外来中止。秋田市内は水害からの復旧作業、天候もよくない。この状況下 なぜそれほどまで大会再開を急ぐのか?

試合予定があるチームのTwitter公式アカウントで、明日17日の試合がTLにあがってきました。中止アナウンスはできる限り早い方がいい。それとも当日まで先送りか? 選手も応援団もヤル気満々で準備。 何が最善かを考えて、この先の決定を!

記録的な大雨となった秋田市

www.sankei.com

秋田市の都市機能が復旧するのにどのくらい期間を要するのだろうか? 雨は3連休が終わる頃にはピークを越えて小康状態となるでしょうが、被害状況が確認できるのは水が引いてから。この度の災害では、グランド状態以外にも、一週間前後は開催地のインフラ・衛生面など点検事項も多々あり、当然ながら優先すべきは選手・学校の状態もあります。

選手に最も大切な夏の大会

これが高校野球の聖地、甲子園出場と直結しない春の大会であれば、コロナ禍の時と同様に中止措置でも致し方ない状況。ただ選手達にとっては、最も大切な夏の甲子園へ直結する夏の秋田県大会。聖地の甲子園大会の組み合わせ抽選会は8月3日、開幕が8月6日。最も決定が遅い東京・大阪の決勝戦となる7月30日迄に代表校を決定すれば、少なくとも夏の甲子園大会出場のステージにはあがれます。

大会日程と会場の再考を

2023夏の秋田県大会の残り試合は継続試合を入れて、3回戦  6試合、準々決勝  4試合  準決勝  2試合 、決勝戦  1試合。そのままスライドすれば、日程は 3回戦を3日  準々決勝を2日  準決勝1日  決勝戦 1日  延べ日数 7日  休養日  3日   合計10日間 あくまでもこまちスタジアム1会場とした場合。これを3回戦と準々決勝を2会場とした場合は、さらに詰まります。

仮に秋田市開催が困難と判断した場合、幸いにも秋田県内には硬式野球ができる球場は沢山あります。その2球場を押さえることだけは、これだけ重要な大会であれば協力もいただけるでしょう。会場の押さえや審判・人員・スタッフの確保など諸事情のことは、沢山あろうかと考えます。ここはかつてない非常事態、この度の状況下においては他県の高野連さんのように柔軟な対応が必要。

ただ現実は、3回戦から決勝まではこまち球場一択。主催者側の視点からだと、他球場とのキャパシティの差は入場料収入の差として収支に影響。ただでさえコロナ禍があり近年の収益減は理解できます。もしこの先の雨からの順延で日程が詰まると、健康管理日を無くした強行日程で決勝戦を開催する方向かと。諸事情は沢山あるものの、学生スポーツは選手ファーストであってほしいものです。