映画「THE

 NEXT

 GENERATION-PATLABOR-

 第1章」(押井守総監督)に登場するロボット、98式イングラム実寸大模型が13日、東京・JR吉祥寺駅北口に出現し、駅前が大混乱に陥った。

 この日、行われた吉祥寺駅南北自由通路完成記念イベントと、吉祥寺が作品の舞台となっている「パトレイバー」がコラボレーションしたものだが、高さ約8メートルのイングラムが立ち上がると、周囲に人が群がり、横断歩道の通行が困難な状況となった。

 駅ホームにもカメラを持ったファンが大挙し、スマホで撮影する一般乗客や、ホームから身を乗り出す客もいた。中には機材をホームに設置して撮影するファンもいて危険な状態となったため、駅員が「写真は黄色い線の内側までお下がりください。安全確保をお願いします」と繰り返しアナウンスする事態となった。

 同映画主演の真野恵里菜(22)は、記念パレードの前にあいさつを行い、「ワクワクします。晴れて良かった」と笑みを浮かべ、敬礼ポーズでアピールした。