落語家の桂ざこば(76)、お笑いコンビ・ますだおかだ、タレントのナジャ・グランディーバ(49)がこのほど、カンテレの旅番組「とらぶる?トラベル!2023」(28日午前9時50分、関西ローカル)の収録に参加した。

4人が今年1年の疲れを癒やす恒例の旅番組。ざこばとますおかの3人で14年にスタートし、20年からナジャが加入。今回は香川・小豆島を舞台に、“ざこば師匠の健康長寿祈願”をテーマに自由気ままな旅を繰り広げる。

今回で記念すべき10回目。岡田圭右が「昔は師匠がいきなり競艇場行ったんしか覚えてない。あとは電車乗ったらすぐ酒飲むとか」と振り返れば、増田英彦も「酒蔵行ったり。ほんま酒、タバコ、ボートでした」と苦笑。そんな2人にざこばは「脳梗塞をするまではね」。17年に脳梗塞を患ったことを機に禁煙したこともあり、岡田は「師匠の体調の流れと共に、この番組を10回やらしてもらってます」とまとめた。

また、増田は「今回初めてちゃいますか? 僕も岡田も師匠に怒られなかったの。いつからか僕らが師匠を怒るようになってます」と、ざこばがすっかり丸くなっていると告白。岡田から「それも10回の歴史やな~。最初、師匠にびくびくしてたもん。それが今は、増田が師匠をなめきってるもん」と笑われると、「なめてないよ。もう家族やと思ってますから」ときっぱり。ざこばも「もう3人に任しといたら大丈夫やから、お任せしてます」と話した。

4回目の出演となるナジャは、3人のやりとりに「最初は打ち解けられるかなと思ってたんですけど、最初から入りやすかったです。この3人にすごく助けられています。でも、まだ師匠をいじりにくいし、怒られたいのもあります」とうらやましそうだったが、増田が「ただ、ロケの前日は師匠のことを思うと緊張感ありますよ」と話すと、ざこばは「もうそんなんなくして」と笑っていた。