もっとも多くを語ったのは、やはりTOKIOについてだった。取材の途中、涙で声をつまらせたり、嗚咽で聞き取れないシーンもあった。「音楽ができなくて苦しむTOKIOは見たくない。その原因は私にありますが、だからこそ、TOKIOには歌ってほしい、と言いたい」と苦しい胸の内を吐露した。
山口の告白はジャニー喜多川さん(享年87)にも及んだ。この7月に亡くなったジャニーさんに対し、山口は「私をオーディションで拾ってくれたのは、あり得ないことでした。面接でジャニーさんが言った言葉はいまだに鮮明に覚えています」と明かす。