50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

新緑のささやまの森公園で、鉢も手作り、多肉の寄せ植え、公園散策でオオムラサキを観察

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梅雨前の青空が続く日で、昨日の最高気温は、31℃。

 

息子のおやつに、アイスクリームのリクエストが増えてきたボイジャーです。

 

そんな、半袖の季節になってきた先週の土曜日は、久しぶりに過去のブログでも紹介させていただいた、兵庫県丹波篠山市の東にある兵庫県立ささやまの森公園へ、家族で出かけました。

www.netikikata.com

目的は、だいたい月1回行われている体験講座の参加。

 

今回は、多肉植物の寄せ植えで~す。

 

【多肉植物って?】

多肉植物って、おもしろい独特な形をしてますよね。

 

身近なところでは、サボテンやアロエと言う種類は、一度は見かけられたことがあるかも?

 

これは、多肉植物が生きている所は、雨がほとんど降らない、日照りが強い、気温の寒暖差が高いという厳しい環境条件です。

 

このような場所で、生きていくために、葉や茎、地下茎の中に水分を多量に保水するように進化した植物が多肉植物と呼ばれています。

 

サボテンにいたっては、体全体が保水タンクになっています。

 

学術的な正式名称ではなくて、俗称です。

 

モミジが学術的な正式名称ではなくて俗称なのと同じですね。

 

その種類は、10000種を超えると言われ、アメリカ、アフリカのものが多いようです。

 

ここでクイズです。

 

多肉植物の中で一番身近なサボテン。

 

このサボテンに葉っぱは、あるでしょうか?

 

私は、サボテンに葉っぱなんてはえているものを見たことがなかったので、サボテンに葉っぱなんかはない!と、そんなの常識~とばかり思っていました。

 

でも、実は、サボテンを見かけたことがる方なら、誰でもしっかりサボテンの葉っぱを何の違和感もなく、ふつうに見ていると思います。

 

種明かしをしますと、サボテンと言えば…誰でも「トゲ」を連想すると思いますが、このトゲがサボテンの葉っぱだったんです。

 

人間の髪の毛が皮膚というのとどこか似ていますね。

 

そこで、さらなる疑問?

 

人間が生きていくには、息をしないと生きていけないのと同じく、植物が生きていくには、葉っぱの裏側にある気孔と言う吸気口にあたる部分が必須。

 

葉っぱがトゲになっちゃったら、どうやってサボテンは息をするの?

 

そして、なんで葉っぱがトゲになったの?

 

はい!最初の疑問について、サボテンの気孔は、あの大きな茎にあります。

 

でも、息の仕方が、普通の葉っぱがある植物と違う所があります。

 

それは、気孔から空気を取り入れるのは、夜ということ。

 

夜に空気を取り入れても、太陽の光がないので光合成ができないのでは?

(植物は、光合成をすることによって、植物の成長に必須のデンプンを作ります)

 

そうなんです。

 

夜には光合成ができないので、それでは、どうしたのか?と言いますと

 

サボテンは、夜に空気を気孔から取り入れ、体の中で一旦、リンゴ酸という形で体の中に貯めこみます。

そして、日が昇ると、このリンゴ酸から二酸化炭素を作って光合成をするのです。

 

なぜ、このような手間のかかることをするのでしょう?

その理由は、ひとえに水分確保のためなんです。

 

雨のほとんど降らない、灼熱の地において、私たちが普段目にする、葉っぱがある植物と同じように、陽のある間に気孔を開けると、気孔から体内の水分が出て行って大変なことになります。

 

サボテンの葉っぱである、トゲも葉っぱがトゲになることで、植物のからだから水分が蒸発するのを防ぐのと同時に、寒暖差の激しい中でトゲに結露した水滴を確保し、さらにサボテン自身の温度調節もする役割を担っているということです。

 

このような、二段階の仕組みで光合成をする植物を、ベンケイソウ型有機酸代謝(CAM:Crassulacean Acid Metabolism)植物と言われ、アロエもこのCAM植物の仲間なんです。

参考出典:中部大学堀部研究室(園芸学研究室)ホームページ

     https://www3.chubu.ac.jp/faculty/horibe_takanori/himitu/

                (一般社団法人)日本植物整理学会 みんなのひろば植物Q&Aのwebページ

     https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1341

多肉植物の寄せ植え体験講座

ぱーと2の午後からの参加です。

この日は、多肉植物の寄せ植えの他に、里山登山のプログラムもあったので、珍しく駐車場がいっぱいでした。

 

でも、参加した多肉植物の寄せ植えは、参加が4グループだったので、ゆったり寄せ植えが楽しめました。

 

早速、スタッフさんの紹介と、今回の講習の流れの説明の後、まずは、寄せ植えの鉢の作成です。

 

今回の鉢は、青竹です。

 

太い青竹をノコギリでギコギコ切って自作します。

 

竹を切った後、切り口を、サンドペーパーで磨きます。

 

息子もがんばって磨きました。

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竹の縁が滑らかになったところで、スタッフの方に竹に土を入れていただき、多肉植物4種を植えていきます。

 

植えた後に、土の表面を苔で覆っていくので、苔にあらかじめ水分を含ませておきます。

水の含ませ方は、水道水で水をジャーっとかけて軽く絞るだけ。

 

まず、4つの多肉植物の植える場所を決めた後に、最初の一つを植えてみます。

 

ひととおり植えた後、苔を載せていくのは息子のお仕事です。

 

何とか無事完成しました。

 

ここまでにかかった時間は、約1時間。

講師の先生も、想定していた時間よりだいぶ早く終わったので、ちょっとびっくり。

 

まぁ、土の配合とか、あらかじめ準備していただいていた所が多かったので、おかげさまで子どもでも楽しく参加できました。

 

公園散策とオオムラサキの見学

めでたく多肉植物の寄せ植えが終わって、息子のお遊びタイムになりました。

 

まずは、今日ここにきてから気になってしょうがなかった手押しポンプです。

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その後は、水車小屋を行ったり来たり。

息子は、ささやまの森公園に来るたびに、いつもこの水車小屋を見ているのですが、お気に入りのようで、今回もじっくり10分くらい、いろいろ眺めていました。

 

そのすぐ横にある大きなイチョウの木も新緑そのものです。

 

公園内に流れている谷川にもアブラハヤらしき魚が気持ちよさそうに太陽の陽の光の中、泳いでいました。

水が本当に透き通ってきれいです!

 

息子は、園内の木製遊具?によじ登ってご満悦です。

 

一通り園内を散策して、最後に日本の国蝶であるオオムラサキの飼育場所があるので覗いてみると、幸運にも幼虫がいました。

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ちょうど、さなぎになる前の幼虫のようです。

オオムラサキの幼虫って、ツノが2本あるんですね。

 

それと、歩くのが結構、速い。

 

息子も私もオオムラサキの幼虫の本物を直接見たのは、はじめてでした。

 

まとめ

多肉植物を扱ったのは、今回初めてでした。

 

多肉植物は、水やりの頻度も少なくて、手間があまりかからないのがいいです。

 

やり始めたら、盆栽のようで、意外とハマってしまうかも?

 

完成した多肉植物の寄せ植えは、我が家のリビングのテーブルに置いています。

 

息子は、実のところ、寄せ植えより公園散策とオオムラサキの幼虫のほうに夢中でしたが、リビングのテーブルに置かれた多肉植物の寄せ植えは、しっかり、自分の席の真ん前に置いてます。

 

今回も、楽しい体験でした。