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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

 æœ¬ã‚µã‚¤ãƒˆã¯ãƒ—ロモーションが含まれています

映画は「ロボット・ドリームズ」その前は中華料理の「青龍門」で夕飯を!

映画は「ロボット・ドリームズ」という映画で、その特徴は台詞もナレーションも全くないというところです。

 

スペインのパブロ・ベルヘル監督が初めて手がけた長編アニメーション映画で原作はアメリカ作家サラ・バロンによる同名グラフィックノベルを原作としています。

 

人間はおらず、全てが擬人化した動物というところも変わっています!

 

ニューヨークに住むドッグは本当に孤独な日々を過ごしていました。

友人もいないし、毎日同じように冷凍食品を食べる日々…それは1980年代のニューヨーク・マンハッタンでのお話です。

 

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私がニューヨークで暮らしたのはちょうど1990年でしたので、全てが本当に懐かしい描写で、あの頃のセントラルパークだったり、今では9・11で無くなってしまったツインビルも健在でした。

 

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↑ https://joji.uplink.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/09/robotdreams_main-1080x583.jpgより引用させていただきました

最高の友達と楽しい時間…

 

テレビのCMで知った「友人ロボット」を購入し、組み立ててスイッチをONして命が吹き込まれます。

 

そこからのドッグとロボットの友情は日に日に深いものとなり、どこへ行くのも一緒に…という間柄になります。

一緒に踊り、一緒にテレビを楽しみ、一緒にセントラルパークで遊ぶ…本当に楽しい日々でした。

 

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↑ ロボット・ドリームズ |ヒューマントラストシネマ有楽町より引用させていただきました

孤独から解放されて、日々が輝いていきました

ところがある夏の終わり…ドッグとロボットは海に出かけます。

 

ここがコニーアイランドという遊園地で、その前の海水浴場であることは、当時私も何度か行っていたのですぐにわかりました。

ロボットと楽しいひと時を過ごしたドッグですが、帰ろうとするとロボットは錆びついて動けなくなっていました。

なんとか修理を試みますが、残酷にもこの日で海はシーズンオフということで閉鎖してしまいます。

 

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↑ https://moviewalker.jp/news/article/1211150/より引用させていただきました

2人が離れ離れになってしまった海…

 

高いフェンスには鍵がかけられ、次にそこが開くのは翌年の6月の海開きの日です。

 

こうして離れ離れになったドッグとロボットはそれぞれが、寂しい日々を過ごしていきます。

ロボットの前には色々な試練が訪れるし、可愛い命を母鳥と見守ったりもします。

カレンダーに海開きの日を書き記し、心待ちにしていたドッグでしたが、海開きのその日彼が拾ってきたのはロボットの切り取られた片足だけでした。

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↑ ロボット・ドリームズ |ヒューマントラストシネマ有楽町より引用させていただきました

またしても孤独な日々に戻って…

 

こうして二人は再会することなく、ドッグはお店で新しいロボットを手に入れます。

 

あのロボットはどうなったのでしょう…。

そこにも残酷な現実があり、心が痛くなります。

その後ちょっと心が温かくなる出会いもあったりもします!

 

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↑ https://moviewalker.jp/news/article/1226622/image13710411/より引用させていただきました

 

私はこの映画、本当に素晴らしいと思いました!

 

台詞はひとつもないのに、ナレーションもないのに、その状況と彼らの心がジンジン伝わってくるのです。

例えば、

 

  • 大親友が結婚して遠くにいっちゃうことがわかったとき…
  • 大好きなお母さんが再婚して自分よりその男性を愛しているのでは?と悟ったとき…
  • 愛する人が病気になって療養するような生活になってしまったとき…

 

人間の人生には、自分がどうしたって叶わない「運命の別れ」みたいなものがあると思うんです。

 

そんな時に孤独で心が押し潰されてしまいそうになったり、涙で何も考えられなくなったりしたことはないだろうか…。

 

そして周りの人がみーんな幸せそうに見えて、取り敢えず近くにいた友人と遊んでみたり、お金を散財して気を紛らしたりもしなかっただろうか??

そういう気持ちを全て思いおこさせてくれる映画でした。

キース・ヘリングやバスキアなど当時流行ったカルチャーも、彩を加えてくれていた楽曲も本当にあの頃のニューヨークを思い出させてくれました。

 

特に、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「September」が私の心の中で、あの当時を昨日のことのように思い起こさせてくれました。

 

 

そして、この物語に後半登場する「ラスカルのおじさん」!

この人??の全てが私は好きです(^^)/

 

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↑ https://moviewalker.jp/news/article/1226622/image13714542/より引用させていただきました

本当に観ていただきたい映画だったので、ちょっと熱く語ってしまいました。

 

1980年代のニューヨークを知っている方は是が非でも観ていただきたい、素晴らしい長編アニメーションでした(#^^#)

 

映画の前に食べたのは池袋の山手通り沿いにある「青龍門」という中華料理のお店でした。

麺をひとつ、ご飯ものをひとつ、そして餃子といういかにもしっかり食べる系のオーダーでしたが、なかなか美味しかったです。

 

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↑ 海老そばが冷えた身体には嬉しい!

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↑ 黒いチャーハン!美味しい

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↑ 餃子がめっちゃ肉厚!

 

このお店の内装もすっごく広くて面白い!

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↑ 凄く面白い造りのお店でした!

 

4人ぐらいで個室のような雰囲気に配置されている円周に配置された席で忘年会してもいいなって思えるお店でした。

 

ここで「中華料理青龍門」について

 

住所:豊島区南池袋1-19-6 オリックス池袋ビルB1F

電話:050-5869-7614(予約可)

アクセス:各線池袋駅東口より徒歩3分

営業時間:11:30 - 15:30  17:00 - 22:30

定休日:年中無休

席数:95席

カード・電子マネー・QRコード決済:可

 

しっかり食べちゃって、眠くなるかな…って思ったけど、どんどん惹きこまれるなかなか面白い映画で大満足な一日でした。

 

↓ ここまでのこの日の行動はこちらの記事で

www.narutabi.com

どこかで観る機会があったら是非観てほしいアニメーション映画でした!

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