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川南 剛【教員プロフィール】
川南 剛(かわなみ つよし)
明治大学 理工学部
専門は固体冷媒ヒートポンプの研究開発、機能性流体による高度熱輸送デバイスに関する研究。「冷熱」を扱うあたらしい方法と、熱を時間的・空間的なギャップを超えて運ぶことで再利用する、持続可能な未来に向けた熱の扱い方を研究しています。

北海道の「冷たさ」を、夏の東京に運ぶ・・・?

 エコだエコだと言われていても、日本の夏は暑い。それも我慢できる暑さではなく、命に関わる暑さです。それに冷蔵庫がなかったら?冷凍でものを運ぶことができなくなったら?私たちの暮らしにはそれほどまでに、「冷やす」を作る機械が不可欠なんです。熱の専門家である川南先生は、環境負荷の大きな「冷媒ガス」を使うことなく、冷やすを実現する技術を研究しています。磁石が、ものを冷やす・・・?北海道の冷熱を、夏の東京に運ぶ・・・?今までの常識では考えられない、川南先生が見据える未来の「冷やす」のあり方を、覗いてみましょう。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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