Googleの検索ページで探しものを見つけるのは、いつも旅をするようなものです。
結局は、お目当てのものが見つからなくて検索結果ページに何度も戻るか、探しているものが含まれることを期待して一度に6つのタブを開くといった過剰な行動に出るか、そのどちらかに行き着きます。
前者の場合、行ったり来たりを繰り返すことになり、後者の場合はタブの過負荷を招きます。いずれにしても良い方法とは言えません。
そんな時の裏技があります。検索結果のパネルを開いたまま、検索結果をブラウズして、1つずつクリックしていくという方法です。
Google Chromeの「Side search(サイド検索)」という隠し機能を使えば有効化できます。
Google Chrome「Side Search」機能を有効にする方法
この時間節約ブラウザハックを使うには、まずChromeのアドレスバーに「chrome:flags」と入力します。
このアドレスは、Chromeが現在提供しているすべての実験的機能のリストを開くものです。
Side Searchを有効にする方法
- 「Side search」フラグを探し、ドロップダウンメニューでステータスを「Enabled」に切り替える。
- Chromeの再起動を求められるので、ブラウザ下部の「Relaunch」ボタンをクリックする(フラグリストにこの機能が表示されていない場合、Chromeブラウザを更新してみること)。
これで、Side Search機能が有効になった状態でChromeが再起動します。現在開いているすべてのタブは、開いたまま維持されます。
「Side Search」の使い方
この機能を「隠し機能」と呼ぶのには、もう1つ理由があります。それは、フラグを有効にしても、非表示のままだから。
Google検索をパネルとして表示するためのボタンは、検索結果の1つを開かないと表示されないのです(ただし、検索結果を新しいタブで開いた場合は機能しません)。
では、Google検索を開始して、任意の検索結果をクリックしてみましょう。
すると、再読み込みアイコンの横に、新しく「G」ボタンが表示されます。クリックすると、検索結果ページ全体が、左サイドバー内に収まるかたちで表示されます。
これで、たとえば検索結果の1位から7位までの内容を、別ページに移動したり離れたタブに移動したりすることなく、すばやく切り替えられるようになりました。
検索が終了したら、タブを閉じるか、「G」ボタンをクリックすれば、サイドバーが非表示になります。
Source: PC Mag