「特定少年」の実名報道と死刑判決、メディアの対応に迫る。 山梨放送より担当記者を招いた特別授業を開講

2024.12.16

京都産業大学 法学部 服部達也教授(専門:矯正社会学、少年法・元少年院院長)が担当する専門科目「少年法」は、少年法の理念や適用年齢引下げ議論の内容などを学ぶことを目的に開講しています。2022年に規定された「特定少年」に該当する被告人について初の実名報道、死刑判決となった事件を専従的に取材された山梨放送の記者を特別講師として招いた授業が行われます。学生にとって報道現場からの生の声を聞くことができる貴重な機会になります。

【本件のポイント】

  • 2021年に山梨県甲府市で発生した、当時19歳の少年による放火殺人事件は,2022年の少年法の一部改定で規定された「特定少年」として、初の実名報道、死刑判決となった事例である。 
  • 地元テレビ局の「山梨放送」担当記者として、事件発生後から死刑判決確定までの間、専従的に取材してこられた楠間 佑侑至(くすま ゆうし)氏をゲストスピーカーとして招き、実名報道の是非や少年事件の刑事公判における審理の在り方、少年事件報道に関するメディアとしての向き合い方について、学生に具体的に語っていただくとともに、学生とのディスカッションを盛り込んだ授業が行われる。

リリース日:2024-12-16

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