【生命科学部】生命科学セミナーを開催します!(1月8日)※学内限定オンラインセミナー
2024.12.24
2025年1月8日に学内限定の生命科学セミナーを開催いたします。
最先端の生命科学の話題を生命科学部の教員に紹介していただきます。
お時間のある方はぜひご参加ください。
Teamsでのオンラインセミナーになりますので、チームコード(lfjxegp)を利用して入室してください。
木村 成介 教授
京都産業大学 生命科学部 産業生命科学科
水陸両生植物の水環境への適応機構
15:00~(講演30分 質疑応答15分程度)司会:中村
植物生態進化発生学研究室(木村研究室)では、植物が進化の過程で獲得してきたさまざまな環境への適応機構について研究しています。その中でも特に、水陸両生植物という陸上でも水中でも生きていける植物に着目した研究を展開しています。本セミナーでは、北米の水辺に生育するRorippa aquaticaの異形葉性(生育環境に応じて発生する葉の形や機能を変化させる性質)を題材に、水陸両生植物の水環境への適応機構に関する最新の研究成果を紹介します。
中村 暢宏 教授
京都産業大学 生命科学部 先端生命科学科
ゴルジ体膜タンパク質の発現調節機構
15:45~(講演30分 質疑応答15分程度)司会: 木村
ゴルジ体はタンパク質分泌経路の要にあり、小胞体で合成されたタンパク質を受け取り、糖鎖を付加したり不要な部分を切り落としたりした後、細胞内外の各所へと送り届ける役割を担っています。ゴルジ体で働く酵素群は、ゴルジ体の中で働く順番に整然と並んでいますが、どのようにして正しい順番に並ぶことができるのか、その仕組みは謎のままです。私たちは、ゴルジ体にいるYIPFと名付けられたタンパク質群がゴルジ体での酵素の配置を決める手がかりを持っていると考え研究を進めてきました。残念ながら、YIPFの役割はまだまだ謎のままですが、最近、YIPFタンパク質の合成が、これまで知られていなかったような仕組みでRNAレベル、翻訳レベルで巧妙に調節されていることがわかってきました。今回の講演では、この調節機構についてお話し、その生理的意義を考えたいと思います。
日時 | 2025年1月8日(水)開催(学内限定) |
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場所 | Teamsによるオンラインセミナー(チームコード:lfjxegp) |
開場 | 14:45~(チームコードを利用して入室してください) |
開演 | 15:00~16:30 |
次回は2025年4月ごろの予定です(詳細はPOSTおよびWebサイトで案内します)。
後日の録画視聴を希望する方は、談話会委員までご連絡ください。
談話会委員:川上 雅弘准教授(産業生命科学科)・高橋 純一准教授(先端生命科学科)
後日の録画視聴を希望する方は、談話会委員までご連絡ください。
談話会委員:川上 雅弘准教授(産業生命科学科)・高橋 純一准教授(先端生命科学科)