3.55インチLEDピクセルディスプレイとメカニカルキーボードが特徴的なBluetoothスピーカー「Divoom Ditoo Pro(以下Ditoo Pro)」をレビューします。
Bluetoothスピーカーなら持ってるよ!と思われた方も、ちょっと待ってください。
この見た目、どう思います?
ピクセルアートが表示されたディスプレイに、メカニカルキーボードがついたレトロなデザイン。
それだけじゃありません。
ピクセルアートの作成やボイスメモ、アラーム機能やミニゲームなど、実は多機能な本機は既存のBluetoothスピーカーとしては考えない方がいいレベルなんです!
実際にテスト機を試させていただきましたが、音よし、見た目よし、機能よし!
デスクの上に置いてあるだけで、おしゃれな空間が仕上がってしまいます。
良いところ | 気になるところ |
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目次
Divoom「Ditoo Pro」開封の儀
それでは、「Ditoo Pro」が届いたところから紹介します。
手提げ袋に入っている所がオシャレですね。
袋から取り出してみると、小型冷蔵庫のようなパッケージが登場しました!
前面がスケルトンになっており、「Ditoo Pro」が見えています。
正直、このパッケージだけでも・・・価値ありですね。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
サイズ | 114.2×90×121.2mm |
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重さ | 553g |
出力電力 | 15 W |
充電時間 | 4時間 |
バッテリー容量 | 5000 mAh |
Bluetooth準拠 | Bluetooth V5.0 |
再生時間 | 最大8時間 |
無線範囲 | 最大 10 メートル |
ハンズフリー通話 | 可能 |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容
中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- 本体
- USB充電ケーブル
- ユーザーマニュアル
- ステッカー
USB充電ケーブル。
ユーザーマニュアル。
ステッカー。
本体の詳細
こちらが「Ditoo Pro」本体。
本体サイズは114.2mm × 90mm × 121.2mmとなっており、重さは553g。
ディスプレイサイズは3.55インチです。
今回はブラックモデルのサンプル品を送っていただきましたが、他にはピンク、ホワイト、グリーン、ブルーの5種類を販売中です。
部屋の雰囲気に合わせて、豊富なカラーから選べるのは嬉しいですね!
本体左側面。
本体右側面。
「PIXEL ART 1976」の文字が入っています。
背面。
ぽっかり空いているように見える穴は、バスレフポートです。
カバーをめくると、リセットボタン、Type-Cポート、電源ボタン、MicroSDカードスロットを配置。
上面には大き目のスピーカーがついています。
360°、どの位置で聴いていても音が広がるような設計です。
キーボード等の操作部。
6つのキーとレバー、更に小さなボタンが1つが付いています。
キーでは設定を行うための基本的な操作を行い、レバーが決定ボタンという形ですが、操作性は独特なので慣れるまでには少し時間が必要です。
- 「m」ボタン 押す: メニューシステムに入る/出る / 長押し: キーボードをオン/オフする b
- 「+」ボタン 押す: 音量を上げる / 長押し: 明るさを上げる
- 照明ボタン 押す: 照明機能の変更 / 長押し: 照明効果の変更
- 「←」ボタン 押す:前の曲 / ホールド:最後の光の効果
- 「-」ボタン 押す: 音量を下げる / 長押し: 輝度を下げる
- 「→」ボタン 押す: 次の曲 / ホールド: 次の光の効果
- レバー 短押し:再生/一時停止/応答/終了 / 長押し ボイスメモ録音開始/着信拒否
- 音源ボタン ショートプル:異なる音源に切り替える
- ダブルプレス: Bluetooth接続を切断します
底面。
マニュアルにつながるQRコードや、諸々の規格等が記載されています。
Divoom「Ditoo Pro」の使用感
それでは、Divoom「Ditoo Pro」を使っていきます!
写真は電源を入れてみた様子ですが、既にオシャレな香りがプンプンとしてます。
なお、Divoom「Ditoo Pro」で出来ることを簡単にまとめると、以下の通りです。
- ドット絵・アニメーションの作成・表示
- クリエイターが作った画像の表示
- 電光掲示板のようなテキストアニメーションの表示
- 音楽の再生(USB・Bluetooth・microSDカード)
- Webラジオの再生
- TwitterやLINE等、SNS通知
- ミニゲーム
- DJ機能
- 音声メモ
- 騒音計
見た目
まずは見た目からレビューしていきますが、デザインに関しては100点満点。
丸みのあるシルエットで、どことなく感じるレトロ感。
「Ditoo Pro」をデスクに置くだけで、置いた場所の雰囲気が一気に良くなります。
鮮やかに光るRGBキーボードは専用アプリから色を変えることが出来るので、インテリアのオシャレレベルも簡単にUP。
スピーカーの性能
肝心なスピーカーの性能としては、コンパクトサイズのボディでありながらも15Wの高性能ドライバーを搭載していることもあり、満足点!
音量を上げても歪みなく、割と綺麗なサウンドを楽しむことが出来ます。
流石に高級なスピーカーと比較してはいけないとは思いますが、このサイズで、この音質であれば、十分な性能です。
また、見た目が良いので「飾れるスピーカー」となります。
堂々とテレビの横に置いてあったとしても違和感がないので、一番音を出したいところに配置できるのも嬉しいポイントです。
再生方法はBluetoothのほか、ケーブル接続、microSDによる再生がありますが、私はBluetooth接続がメイン。
試しにYouTubeから音楽をながしてみると、なんと曲名がディスプレイに表示されました!
充電残量が少なくなってくると音量が下がってしまうのは、ちょっと残念ですが、常時ケーブルを差し込んでおけば問題ありません。
アプリにできること
専用アプリにできることは結構あります。
「Ditoo Pro」の明るさを調整することはもちろん、ディスプレイに表示させるデザインを、自分で作ったドット絵に変更させることも可能です。
アプリ内では思ったよりも細かい設定が出来るようになっていて、自分でつくったドット絵のアニメーションを流してみたりしましたが、中々可愛いものです。
本格的にオシャレなスピーカーに仕上げようと思えば、時計のデザインを細かくいじって・・・、自分好みのピクセルアニメーションを探して・・・といった時間が必要になりますが、この時間がとにかく楽しいんですよね。
機能モリモリな「Ditoo Pro」を使用すれば、ディスプレイをスコアボードをするのだって簡単です。
ちょっと残念だったのは「Ditoo Pro」上でスコアを操作してもアプリ側に連動しないのですが、アプリ側から操作すると「Ditoo Pro」側に連動してしまうところ。
双方に連動してくれれば、もっと使い勝手が上がりそうですが・・・機能を求めすぎでしょうか。
なお、ブロック崩しのようなゲームは直接「Ditoo Pro」上でプレイしても楽しいですが、
アプリ側から操作をしても楽しめましたよ!
レトロゲームが15種類プレイ可能
ゲームに関しては、懐かしさを感じるレトロゲームが15種類も入っています!
ダイス、マジック8ボール、スネークなど、どこかでやったことがありそうなゲームが勢ぞろいです。
ちょっとした隙間時間ポチポチと遊んでしまうと・・・時間が溶けていくような中毒性がありますのでご注意を。
ストップウォッチ
地味に気に入っている機能としては、ストップウォッチ。
作業効率を気にする私としては、今やっている作業に「どれくらいの時間をかけているか?」を知りたくなるのですが、わざわざストップウォッチを用意するのも面倒で・・・コチラの機能を使っています。
デスクに常に置いてありますので、サクッと設定して直ぐに計測。
この圧倒的な手軽さを覚えてしまうと、病みつきになります。
ノイズメーター
いるかな・・・と思いながらも、ちょいちょい使っているノイズメーター。
スピーカーのレビューはもちろん、ちょっとした動作音を感覚ではなく数値で表してくれるので、一つの指標にしています。
カウントダウン
作業時間と休憩時間を教えてくれるカウントダウンタイマーも便利です。
私は「25分集中して作業を行い、5分休憩する」ポモドーロタイマーで作業を行うことが多いのですが、こちらもサクッと「Ditoo Pro」上で行っています。
睡眠アシスト
ホワイトノイズと特別に調整されたメラトニン誘導光波によって眠りをサポートしてくれるという睡眠アシスト機能。
正直な感想として効果はよくわかりませんが・・・、作業を終了して眠りに向かう前のスイッチとして使わせてもらっています。
気になるところ
気になったところはバッテリー性能。
ワイヤレスで使用できるのは有難いのですが、8時間ほどで充電が切れてしまいます・・・。
8時間もワイヤレスで使用出来れば十分かもしれませんけど、日々使用することを考えると、もう少し長くなったら嬉しいですね。
まとめ
Divoom「Ditoo Pro」のレビューをまとめると、一台持っておいて損はないBluetoothスピーカーでした!
音質が良いのはもちろん、機能モリモリ、見た目がパーフェクトな本機は、非の打ち所がありません。
「遊び心」があるスピーカーを求めている方、「効率」を求めている方には特におすすめの製品だと思います。
私としても、まだまだ機能的に使いこなせていないところがあると思うので、引き続き使ってみた感想を追記していきたいと思います!
本記事で紹介した「Ditoo Pro」の詳細は、以下の販売ページよりお確かめください。
良いところ | 気になるところ |
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