APEXやFORTNITEなどのFPSゲームが、ぬるぬると遊べるようなゲーミングノートパソコンを購入したいけど、「何を基準」に選べば良いかわからない。
何かオススメのゲーミングノートパソコンはありませんか?
そんな悩みを持つアナタに向けて、ASUS(エイスース)が販売する「ROG Zephyrus G14 GA401QE」を紹介する。
数年前に某メーカーのゲーミングデスクトップパソコンを購入し、APEXやFORTNITEなどを時々プレイ。
しかし、少々性能が劣るモデルということもありましてか、安定したプレイが出来ず(カクカクしてしまう)、結局はPS4に戻ってプレイをすることに…。
その後、別のゲーミングノートパソコンのテストを開始し、今はPCプレイヤーとしてAPEXを中心に様々なパソコンゲームを楽しませてもらっています。
そんな私がゲーミングノートパソコン「ROG Zephyrus G14 GA401QE」を使ってみたらどう感じるのか?
これからゲーミングパソコンを選ぼうとしている方に向けて、オススメできるパソコンなのか?を、実際に2週間ほどレンタルさせていただいた感想をもとに紹介していきます。
目次
ROG Zephyrus G14 GA401QE 開封の儀
では、「ROG Zephyrus G14 GA401QE」をお届けいただいた状態から紹介していきます。
今回紹介する「ROG Zephyrus G14 GA401QE」はレンタル品となっておりますので、新品で購入する場合と多少中身が異なる場合がありますので、予めご了承ください。
まずはROG Zephyrus G14 GA401QEのパッケージです。
ゲーミングパソコンらしいカッコいいモノクロのデザインとなっています。
蓋を開けてみると、さっそくROG Zephyrus G14 GA401QEが登場しました。
所見の印象としては、割とコンパクトなノートパソコンという感じ。
ゲーミングノートパソコン=重たくて大きい というイメージがありましたので、ちょっと驚きました。
余談になるかもしれませんが、「ROG Zephyrus G14 GA401QE」本体を取り出しやすいように、フタを開けるとノートパソコンの下の部分が盛り上げる設計になっている所にも注目です。
こういった細かい配慮ができている会社というのは往々にして信頼ができるんですよね。
右側のボックスには、ACアダプターがはいっていました。
こちらも薄型で携帯しやすいものとなっています。
そして、各種マニュアル、製品保証書といった感じです。
ROG Zephyrus G14 GA401QE 本体のスペックや詳細
さて、こちらがROG Zephyrus G14 GA401QE本体です。
写真を見ていただいてもわかるかもしれませんが、とにかく薄くてコンパクト。
サイズとしては、幅324mm×奥行き222mm×高さ17.9~18.9mm。
重さも約1.65kgということで、携帯性抜群なモデルとなっています。
カラーはエクリプスグレー。
写真では伝わりにくいですが、割と深みのあるグレーといった印象で高級感がある。
表面には斜めに無数の穴が開いているデザインになっていて、見る角度によって七色に光るようになっているところがゲーマーの心をつかみます。
こちらが、パソコン表面の無数の穴。
隙間から七色の光が見えますでしょうか。
少し離れたところから見ると、複数の七色ラインが見えるかと思います。
こちらに光が当たったりすると、また美しく輝いてくれるので、見た目を重視したい方にもピッタリのデザイン性です。
隅っこには、さりげなく「ROG – Republic of Gamers」のロゴマークがはいっています。
ROGは、日常を超えた素晴らしい体験を世界中のゲーマーや愛好家に提供することを目的としたASUSブランドのこと
キーボードに関しては、87キー日本語キーボードを採用しています。
英語配列のキーボードだと、全角/半角キーがないといった問題が起こったりもするので、個人的には日本語配列がオススメです。
イルミネートキーボードになっていますので、薄暗い部屋で使用するとキーが浮かび上がって見えるのもカッコいい。
キーピッチは18mmくらいなので、一般的。
打感は柔らかい印象で、長時間プレイするのに適している感じがします。
文字入力キーの幅は約15mmで、隙間が3mmといった感じ。
この入力キーの配置はゲーミングパソコンとしては非常に重要なので、今使っているキーボードと比較してみることをお勧めします。
こちらがキーボード全体です。
マルチタッチ・タッチパッドがセンターについているので、マウスがなくても操作ができるのも嬉しいところ。
ディスプレイのサイズは14インチ。ワイドTFTカラー液晶となっており、表面仕様は光沢のないノングレアです。
ゲーミングノートパソコンとしては「ディスプレイが小ぶりな感じ」と思っていたのですが、実際に使ってみるとちょうど良い。
人によっては画面が小さく感じるかもしれませんが、設置スペースを大きく必要としない、持ち運びやすいといった特徴があると考えれば、メリットも多いのです。
ちなみにタッチパネルは非搭載となっていますが、ゲーミングノートパソコンには必要ないと思います。
主な仕様は、以下の通り。
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インチ : 14型
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CPU : AMD Ryzen™ 7 5800HS
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OS : Windows 10 Home
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メモリ : 16GB
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ストレージ : SSD : 512GB
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グラフィックス : NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 Ti
CPUはCentral Processing Unitの略、要するにパソコンの頭脳です。
現状はRyzen 9, Ryzen 7, Ryzen 5, Ryzen 3といったシリーズが発売されており、数字が大きいほど性能が高いと考えれれば良いと思います。
搭載されているAMD Ryzen™ 7 5800HSは、主流CPUにおける上級モデルと考えてもよく、5800HSの数字はマイナーバージョンを表す数字です。
CPUの総合的な性能を評価するPassMarkでも、FPSはもちろんのこと、クリエイティブ作業にも十分に耐えうる数字を出しているので安心してもらってOKでしょう。
メモリに関しては、16GB搭載。
メモリが不足してしまうと何が起こるか?というと、ゲームがカクカクしたり、録画した動画もカクカク。突然ゲームが落ちてしまったりします。
Steamでゲームをプレイしているユーザーの約40%が16GB、約30%が8GB、約8%が16GB以上という調査結果を見たことがありますが、基本的には8GB以上をベースにされるとよく、16GB搭載しているれば安心といった感じでしょう。
続いて、ゲーミングノートパソコンの重要な要素となるグラフィックボードに関しては、NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 Ti Laptop GPUを搭載。
グラフィックボードとは描画を行う専用の装置のことで、特にFPSゲームなどをプレイする場合には3D表示などの表現も必要となるので、高い性能が必要不可欠なもの。
搭載している「NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 Ti Laptop GPU」に関しては、GeForceシリーズの比較ページなどを見てもらってもわかりますが、性能は上位クラス。
FPSゲームとしては「APEX」が動くのであれば問題無いと言われているが、「NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 Ti Laptop GPU」は十分すぎるスペックといえます。
仕様を確認してみて感じたのは、14型のゲーミングノートパソコンとしてハイスペックモデルです。
ストレスフリーなゲーム環境を手に入れることができると思います。
本体を正面から見た際の、右側のインターフェースはUSB3.2 (Type-A/Gen1)×2、USB3.2 (Type-C/Gen2) ×1。
盗難防止用のセキュリティスロットもついています。
反対側には、外部ディスプレイ出力:HDMI×1、USBポート:USB3.2 (Type-C/Gen2) ×1、オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1。
カードリーダーは非搭載となっている。
ちなみにですが、ディスプレイを立ち上げることによって、自然とキーボードに角度がつくようになっているのも秀逸。
入力しやすい角度に自然となってくれるのだ。
バッテリー駆動時間は約14.7時間。
充電は約2.3時間ということなので、外出先でプレイするのに最適なモデルとなっています。
ROG Zephyrus G14 GA401QEでゲームをプレイしてみた!
では、ROG Zephyrus G14 GA401QEを使ってゲームを体験してみたいと思います。
プレイするゲームは「steam」を使って、別のゲーミングパソコンでプレイしていたAPEX。
少々旧型の某メーカーのゲーミングデスクトップパソコンと比較してみて、「大きな差が生まれるのか?」と思いながらプレイをスタートさせてみたのですが、完全に違いました。
- ぬるぬると動く。
- 画面がきれい。
- 場所を選ばない。
これが所見の印象です。
動きのない映像に関しては大きな差はないものの、ちょっとした激しい動き・爆発などが起こった時の処理スピードが違うのか、サクサク・ぬるぬると動いてくれる感じ。
FPSをチェックしてみると85~100くらいは常時出ている。
撃ち合いになって、爆発などが起こってようやく85くらいに下がっていく程度なので安定しています。
多くの人が「60fps」以上が望ましいと言われている中で、85~100くらいを安定的に出せていることを考えれば、十分ではないでしょうか。
また、14インチという画面サイズについては、正直なところ少し小さいと最初は感じましたが、数試合プレイしていたら慣れました。
室内でも場所を選びませんし、頻繁に持ち運ぶことを考えるなら14インチを選択するのはアリだと思います。
それほど激しくないフォールガイズなんかは、サックサク。
美しい映像で楽しめることもありましてか、成績もあげられましたw
気になる点をあげるとするならば、パソコン本体の熱問題。
我が家にはノートパソコン用のクーラーがありますので冷却をしながらプレイすることが出来ましたが、クーラーなしで重たいゲームをプレイし続けると結構な熱さになったのです。
本体の熱が高くなると、自然とファンの音も大きくなっていくので、ファンノイズが気になる方に関してはイヤホンやヘッドホンを装着したほうが楽しめるかもしれません。
ちなみに、スピーカー自体の音は良いので、私はクーラーを用意してそのままスピーカーの音を楽しんでいました。
まとめ
ゲーミングノートパソコンを購入するにあたり、パフォーマンスはもちろんのこと、携帯性を重視させたい方に「ROG Zephyrus G14 GA401QE」はオススメしたい「傑作機」というのが、私の率直な感想です。
カバンにポンっといれて、いつでも「ぬるぬると動くパソコンゲーム」ができる。
そんな環境を手に入れたい方は「ROG Zephyrus G14 GA401QE」の詳細をぜひ公式サイトにてチェックしてみてください。
→ASUS「ROG Zephyrus G14 GA401QE」
なお、FPSゲームのAPEXの動作環境をみてみると「必要動作環境」と「推奨動作環境」が書かれていると思いますが、基本的には「推奨動作環境」が必要になると考えておきましょう。
必要動作環境は最低限必要なスペックになるので・・・正直言ってカクカクとした動きになってしまうことも多々ありますから、ゲーミングパソコンを購入する場合には自分がプレイしたいゲームの動作環境は必ずチェックしておきましょう。