森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

あの人が来るまでそこで虹のままで ~6月俳句tweetより~

すでに7月になっています。前回の投稿が4月1日でしたので、3カ月経ってしまっています。サボってばかりで申し訳ありません。
この間、体調を崩したとか、仕事が忙しくなったとか首になったとか、日常に大きな変化があったわけではありません。以前と変わらずそこそこ仕事をして、そこそこアルコールを摂取する日々を送っています。ただただブログ更新をサボっていただけです。

ブログは書いていませんでしたが、俳句Tweetは以前同様に継続しています。ここ数カ月はブログを書くより俳句を考える方が楽しかった、というか、俳句を考えるだけで精一杯だったというところでしょうか、、、
それと、4月から始めたことがあります。オンラインの俳句講座と句会に参加することにしました。そこでの様子をどの程度書いていいのか分かりませんが、機会があれば可能な範囲で触れたいとも思っています。

数日前、snow36(id:snow36)さんから「お変わりなくお過ごしでしょうか。新鮮な夏空の句 お待ちしています🌿」とコメントをいただきました。励ましのお言葉、ありがとうございます。お言葉に甘えさせていただいて、今回久しぶりに、俳句記事を書こうと思い至った次第です。

前回の記事の続きなら、今回は1月16日のtweet句からになるのですが、今はすでに盛夏を迎えています。ですので、先月6月にtweetした俳句から十句ご紹介させていただきます。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

幕間に夏襟の君盗み見る

 

大海月眠る太平洋静か

 

麦星を止まぬ戦火が曇らせる

 

走馬燈光を影が追ひかける

 

あの人が来るまでそこで虹のままで

 

遠雷や轟く前にひと呼吸

 

身体中夏草まみれの子洗ふ

 

梅雨晴れの散歩鼻歌一万歩

 

目立つこと恐れぬ赤や立葵

 

吊忍かすめ雀の通り道

 

 

改めまして、6月の十句です。

 

幕間に夏襟の君盗み見る

大海月眠る太平洋静か

麦星を止まぬ戦火が曇らせる

走馬燈光を影が追ひかける

あの人が来るまでそこで虹のままで

遠雷や轟く前にひと呼吸

身体中夏草まみれの子洗ふ

梅雨晴れの散歩鼻歌一万歩

目立つこと恐れぬ赤や立葵

吊忍かすめ雀の通り道

 

 

ご訪問ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よければtwitterものぞいてみてくださいね。山猫 (@keystoneforest) | Twitter
 

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山猫🐾@森の奥へ

似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。
 

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