横浜市は19日、バスの運転手不足に対応するため、10月1日から市営バスの平日運行本数を3%(265本)減便するダイヤ改正を実施すると発表した。減便は今年3回目。3月末に比べ便数を7%近く減らす異例の事態となっているが、人材確保で歯止めをかけたい考えだ。
市交通局が同日の市会常任委員会で報告した。減便対象は市内全域の52路線で、利用実態を踏まえて選定。急な利便性低下を避けるために通勤・通学の時間帯をなるべく避け、「広く、浅く減便した」(担当者)という。最も便数を減らすのは、青葉台駅(青葉区)-若葉台中央(旭区)を運行する「65系統」で、1日210便から185便に変わる。
運転手の確保策、ほかに減便する系統は?
横浜市営バス、10月からさらに減便 市内全域対象、最も減るのは65系統
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横浜市営バス(資料写真) [写真番号:1278413]
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市営バスの減便について報告された市会常任委員会=19日、市会議事堂 [写真番号:1278418]
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減便について説明する三村交通局長(右から3人目)=19日、横浜市会議事堂 [写真番号:1278419]