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神奈川の中学2年生「10人に1人が貧困家庭」 県調査、支援ニーズ把握へ

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2024年2月19日(月) 20:50

神奈川県庁(資料写真)

 中学2年生の子どもがいる神奈川県内世帯の貧困率が10・1%に上ることが19日、県が初めて実施した調査で明らかになった。子どもの貧困は学力や進学率と相関関係があるとされ、黒岩祐治知事は「約10人に1人が厳しい経済環境の中で暮らしている。年齢に応じた生活状況や支援ニーズを幅広く把握したい」と述べ、分析結果を施策などに反映させる考えを示した。

 県次世代育成課によると、調査は昨年8~9月、県内で中学2年生の子どもがいる家庭のうち無作為抽出した4320件を対象に実施。1715件(39・7%)から回答を得た。

 貧困率は、2022年の世帯所得の中央値の半分(187万5千円)以下で暮らす世帯の割合。19日の県議会本会議で、立憲民主党の赤野孝之氏の代表質問に答えた。

保護者や中学生が望む支援は

 

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