子ども食堂の役割や必要性を感じてもらうイベント「こども食堂つながり応援フェスタ」が22日、群馬県庁県民ホールで開かれ、家族連れがスイーツ作りやバリスタ体験などを楽しんだ。
会場ではボディーペイントを楽しむワークショップも開かれたほか、コーヒーチェーンのスターバックス(東京都)によるバリスタ体験も実施された。
参加者たちはミルクを泡立てて、専用の粉末と混ぜ合わせるラテ作りに挑戦した。近藤拓真さん(9)=前橋市下石倉町=は「初めてラテを作った。楽しかった」と笑顔を見せていた。
同社はフードロス対策として、3年前から売り上げの一部を全国の子ども食堂を支援する「むすびえ」(東京都)に寄付している。今回は地域との結び付きを強める目的で、体験会を企画した。
イベントは子ども食堂ネットワークぐんま(丸茂ひろみ代表)が主催。県内では現在、約140の子ども食堂が開かれており、活動を周知するため、今後も情報交換会やイベント開催を継続していくという。