群馬県警太田署は19日、交流サイト(SNS)を通じて親近感を抱かせ、金銭をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」の手口で、太田市の無職女性(47)が現金6万円と361万9672円分の暗号資産をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。
同署によると、女性は8月上旬~9月5日までの間、マッチングアプリで知り合った海外育ちの日本人男性を装う人物からSNSで「投資で損をしたことはない。優しく教える」などとうその投資話を持ちかけられ、紹介された投資サイトに登録。8月20日にインターネットバンキングから指定された口座に現金を振り込み、同21日~9月5日までの間、10回にわたり暗号資産を送付してだまし取られた。