外資系企業動向

自動巻線機および車載モーター、車載用リチウム電池、半導体などの自動化生産ラインの研究開発・設計・製造販売を行う中国の藤飛精工が日本拠点を設立

2024年12月12日

藤飛精工外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは2022年に設立され、自動巻線機や車載モーター、車載用リチウムイオン電池、半導体分野等の自動化生産ラインのサプライヤー企業として貢献している。主な製品は新エネルギー車用トラクションモーター、EPSモーター、ブラシ付きモーター等の組立ライン、および車載リチウムイオン電池のキープロセス設備、半導体検査装置、さらにPCB、新エネルギーデバイス、LED等の製造に必要な特殊な熱加工設備がある。

拠点設立
2023/10
進出先
福島県

  • その他
  • 半導体・ロボット・機械
  • 中国

同社は常に研究開発、製造、販売の三位一体の戦略を継承し、顧客のニーズに応えるべく技術革新とその改善を続け、カスタマイズされたソリューションを提供している。同社の設備は取引先からも高評価を受け中国国内に限らず、日本、米国、メキシコなど諸外国にも輸出されるようになり高い競争力を持っている。

顧客へより迅速で良質なサービスを提供するために2023年10月、日本の福島県郡山市に「藤飛精工 郡山支社」を設立した。これを出発点に、近い将来、日本工場を建設し業務を拡大する計画だ。また、東南アジア市場にも目を向け、2025年にタイ藤飛を設立し、タイ、ベトナム向けの業務も展開する予定だ。

同社の自動化設備

同社は技術革新を最も優先すべき課題と位置づけ、積極的に研究開発に投資を行っている。特に新エネルギー分野では世界のエコエネルギーへの転換に貢献できるよう努力を続けている。また、人材育成にも注力し複数の大学や研究機関と協力関係を築き、高質な人材を共同で育成し企業の持続可能な発展の礎を築いている。

同社はプロフェッショナルな革新意欲を持ち続け、顧客と共に発展し世界の新エネルギー分野の自動化革新メーカーのリーダーになることを目指している。

同社の日本拠点設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、 コンサルテーション(登記・税務)、サービスプロバイダの紹介、銀行口座開設などの支援を行った。

日本での拠点設立をサポートします

ジェトロIBSCでは、外国企業・在日外資系企業向けに、拠点設立に伴う登記手続やビザ申請等のサポートなど、企業のニーズやビジネスフェーズに合せた各種支援メニューを用意しています。

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