外資系企業動向

協働ロボットの研究開発・製造販売を行う中国の遨博(AUBO)が日本法人を設立

2024年12月11日

AUBO外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは中国初の協働ロボットメーカーであり、北京に研究開発本部、上海に販売本部、山東省・淄博市、江蘇省・常州市に工場を構えている。工場の敷地面積は10,470平方メートル、うち山東工場の敷地面積は8,152平方メートル、年間生産能力は30,000台。中国国内での販売台数で5年連続1位を獲得している。販売と技術サポートネットワークは、中国、ヨーロッパ、北米、東南アジアなど50以上の国と地域をカバーしている。

拠点設立
2023/10
進出先
東京都

  • 半導体・ロボット・機械
  • 中国

AUBOロボットの許容荷重は3kg~35kg。また、同社の製品はEN ISO 13849-1:2015(PL=d、CAT 3)、EUのCE、北米のNRTL、韓国のKCs、中国のCR、SEMI S2、クリーン度クラス5などの国際認証を取得し、かつ安全安定、簡易プログラミングなどの特徴がある。情報通信、自動車、 家電、厨房衛生器具、医療健康、科学研究教育、飲食、小売り、日用品、物流などの分野に幅広く導入されている。自動車業界では、生産効率を18%、良品率を12%向上させ、人員50%、労働コストを30%削減させた実績があった。海外市場開拓のため、2023年10月、東京都に「AUBOロボティクス株式会社」を設立した。日本拠点では主にロボットおよびソフトウェアの輸入、販売およびそのメンテナンス業務等を行う。

知能で世界を変え、協働で未来を切り拓く

同社の日本拠点設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、 補助金・インセンティブ情報の提供、不動産物件情報の提供、PR支援、IBSC施設の利用、サービスプロバイダの紹介、コンサルテーション(登記)などの支援を行った。

日本での拠点設立をサポートします

ジェトロIBSCでは、外国企業・在日外資系企業向けに、拠点設立に伴う登記手続やビザ申請等のサポートなど、企業のニーズやビジネスフェーズに合せた各種支援メニューを用意しています。

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