中日と合同練習を行いダルビッシュ有、宇田川優希が登板 今永昇太は3日の先発に向けて意気込む | トップ | チームレポート | 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

メニュー

日本語 English

チームレポート

中日と合同練習を行いダルビッシュ有、宇田川優希が登板 今永昇太は3日の先発に向けて意気込む

2023年3月2日

 3月2日、『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール』(3月9日に東京ドームで開幕)に向けた調整を続ける侍ジャパントップチームが、バンテリンドーム ナゴヤで中日と6回表までの合同練習を行った。

 合同練習のマウンドにまず上がったのはダルビッシュ有(パドレス)。2月の「侍ジャパン宮崎キャンプ2023」ではライブBPに2度登板していたダルビッシュだったが、今回は味方の攻撃を待つ時間もあるなど、本番により近い形での登板となった。
  これまでのライブBPでは味方打者相手ということもあり「体が開き気味になってしまいました」と話していたが、今回も「中日ドラゴンズさんに手伝ってもらっているので敵という感じではなく、投げにくい部分はありました」と振り返るように、立ち上がりはやや苦しい投球となった。
 先頭の岡林勇希に死球を与えてしまい岡林は負傷退場。「対戦を楽しみにしていた打者でしたし、中日ドラゴンズさんの状況も考えると動揺してしまいました」と、その後に四球や2本の安打で2点を失った(1イニングあたりの投球数を設定していたため23球で初回は打ち切り)。
 それでも「最後はストレートが指についてきましたしカーブも良かったので、スライダーに依存しない投球ができました」と2回と3回は無失点に抑えた。特に最後は右打者内角を突くスプリットで空振り三振を奪い「このオフにずっと取り組んでいたことだったので良かったです」と収穫を口にした。
 イニング間隔も含めて大会本番に近い形であったが「ルーティンも昨年同様にできました」と振り返るなど調整は上々の模様。「コンディションを上げられるよう妥協せずにトレーニングやケアをしていきたいです」と気を引き締めた。

 2番手でマウンドに上がったのは宇田川優希(オリックス)。4回裏は三振を2個奪うなど三者凡退に抑え、5回裏は1死二、三塁のピンチを招いたが、三振とセカンドゴロでピンチを脱した。「フォークでカウントを取ったり三振を奪ったりする自分のピッチングができました」「ピンチでもストレートで押せたので自信になりました」と、自身の武器を生かした投球に手応えを口にした。

 打線は散発の4安打に終わり6イニングで無得点。だが栗山英樹監督は「本番までには合わせてくれる選手たちだと思っています」「MLB組の参加によって生まれる化学反応も信じている」とこれまで同様に選手を信頼する姿勢を崩さなかった。

 2日間の練習を終え、3月3日と4日は『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 名古屋』として中日と対戦(ともに19時試合開始予定)。3日は、侍ジャパンが今永昇太(DeNA)、中日が小笠原慎之介の予告先発が発表されている。
 宮崎に続き今回もチケットは完売。本番モードに近づいていく侍ジャパンが大観衆の前で再び躍動する。

監督・コーチ・選手コメント

今永昇太(DeNA)

「ボールにもしっかり対応できているので、しっかり結果を出したいです。周りにすごい選手がたくさんいるので、自分の悩みや上手くいかないことの相談をするようにしています。もう他のチームから集まっているという感じはせず、壁は無くなっていますね。明日は大会本番と同じ19時開始なのでホテルや球場での過ごし方、時間の使い方を考えていきます。”こう投げれば思っていたところに行く”ということは分かってきているので、その再確認をしたいです」

栗山英樹監督

「(ダルビッシュの初回について)野球をやっている限りはああいうことは起こるけれど、あれだけの投手なので大丈夫かな?とか考えていたと思います。1イニングの決めた球数に到達したら打ち切るということは中日・立浪和義監督にも伝えてありました。(宇田川について)もっと良いと思うんですよね。ボールの強さがあるので、コントロールが難しいボールなので、あれで良いと言ったら失礼になっちゃうかなと思います。(中日について)実戦がなかなかできないスケジュールの中で立浪監督には本当に感謝しています。これだけいろんなことを協力していただいたので、我々もその分頑張らないといけません」

吉井理人投手コーチ

「(ダルビッシュについて)1イニングで30球行くとすごい負担になるので20数球で初回は打ち切りました。マウンドがアメリカよりも柔らかいのを気にしていましたし、デッドボールも当ててしまったので本来の投球ではありませんでしたが、2イニング目以降は上手くいったと思います。もっと良くなるとは思いますが良かったです。宇田川も良かったですね。宇田川も2イニング目に球数が増えたのであの打者までだったのですが、そこでしっかり終えることができました。(大谷翔平について)彼が来てから状態を話してみてからになるので、今は何も言えません」

2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™

大会概要 出場選手 選手応援歌 日本語公式サイト

試合日程

カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 強化試合
2023年3月6日(月) 18:00 阪神タイガース 1 - 8 日本
2023年3月7日(火) 19:00 日本 9 - 1 オリックス・バファローズ

カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 1次ラウンド 東京プール
2023年3月9日(木) 19:00 日本 8 - 1 中国
2023年3月10日(金) 19:00 日本 13 - 4 韓国
2023年3月11日(土) 19:00 日本 10 - 2 チェコ共和国
2023年3月12日(日) 19:00 オーストラリア 1 - 7 日本

カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 準々決勝ラウンド 東京プール
2023年3月16日(木) 19:00 日本 9 - 3 イタリア

準決勝
2023年3月21日(火) 8:00 日本 6 - 5 メキシコ

決勝
2023年3月22日(水) 8:00 日本 3 - 2 アメリカ

開催球場

台中インターコンチネンタル野球場、東京ドーム、チェイス・フィールド、ローンデポ・パーク
強化試合:京セラドーム大阪、ひなたサンマリンスタジアム宮崎、アイビースタジアム

出場チーム

プールA
チャイニーズ・タイペイ、オランダ、キューバ、イタリア、パナマ
プールB
日本、韓国、オーストラリア、中国、チェコ共和国
プールC
アメリカ、メキシコ、コロンビア、カナダ、イギリス
プールD
プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグア

カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 宮崎

特設サイト 大会概要 チケット 出場選手

試合日程

2023年2月25日(土) 13:30 侍ジャパン 8 - 4 福岡ソフトバンクホークス
2023年2月26日(日) 14:00 福岡ソフトバンクホークス 2 - 4 侍ジャパン

開催球場

ひなたサンマリンスタジアム宮崎

出場チーム

侍ジャパン、福岡ソフトバンクホークス

カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 名古屋

特設サイト 大会概要 チケット 出場選手

試合日程

2023年3月3日(金) 19:00 侍ジャパン 2 - 7 中日ドラゴンズ
2023年3月4日(土) 19:00 中日ドラゴンズ 1 - 4 侍ジャパン

開催球場

バンテリンドーム ナゴヤ

出場チーム

侍ジャパン、中日ドラゴンズ

ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国 チケット好評発売中
侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国 代表選手名・背番号入りユニホーム 受注販売開始!

新着記事

11月の日韓戦を戦う代表28選手を発表 井端弘和監督「競争が第一」2025年10月8日
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」出場選手について2025年10月8日
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」放送・配信について2025年10月8日
ユースBaseball5ワールドカップは7位に終わるも今後の競技発展や視野の広い人生の糧に2025年10月2日
「社会人野球の魅力」を示したアジア選手権連覇 アジア大会金メダルに向けて弾み2025年10月1日

もっと見る

トップチーム 関連記事

11月の日韓戦を戦う代表28選手を発表 井端弘和監督「競争が第一」2025年10月8日
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」出場選手について2025年10月8日
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」放送・配信について2025年10月8日
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」 試合開始時間について2025年9月10日
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」チケット販売概要について2025年8月20日

もっと見る

チームレポート 関連記事

アジア選手権2連覇を果たした社会人代表が帰国し喜びを語る2025年9月30日
木村睦実の本塁打などで連勝 国際交流も行う充実の強化合宿を終える2025年9月28日
初の実戦を行い漢人茉彩のタイムリーや金田涼々の長打で大勝2025年9月27日
アジアカップ4連覇を目指し大学生20選手の女子代表が始動2025年9月26日
長時間移動の疲れを感じさせず公式練習を行い翌日の初戦に備える2025年9月21日

もっと見る

PARTNERS

DIAMOND PARTNERS

  • 日本通運
  • MUFG

OFFICIAL TITLE PARTNER

  • ラグザス株式会社

OFFICIAL PARTNERS

  • JTB
  • KONAMI
  • 興和株式会社
  • 花王 SUCCESS
  • JAPAN AIRLINES
  • コカ・コーラ

SUPPORTING PARTNERS

  • LAWSONticket
  • UNIQLO
  • mizuno