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侍ジャパン現役コーチらが指導する「侍ジャパンスキルアップ講習会」を北海道で開催!

2015年1月26日

 1月24(土)、札幌市スポーツ交流施設コミュニティドーム(愛称:つどーむ)で、野球指導者に正しい知識を学んでもらい、競技人口の維持・拡大のサポートを目的とした「侍ジャパン野球指導者スキルアップ講習会」が行われた。今回で第2回目となった講習会では、主に小中学生の軟式野球を指導する参加者に対し、午前は座学で「ケガ防止」と「野球選手の食事・栄養」に関するセミナーを実施し、午後は侍ジャパンのトップチームコーチ陣から実技を交えての指導が行われた。

 午前の座学では、子どもたちの体調ケアや体の仕組みを、より理解してもらうセミナーが行われた。最初の座学の講師である侍ジャパン21U代表のチームドクターである増島篤氏からは「胸にボールが当たり、瞬間的に心臓が止まる時があるので、AEDがどこにあるのか認識してもらいたい。また脳しんとうを起こしたら、最低限2週間は休ませてください」と最悪の事態に備えての心得などを参加した指導者たちに説いた。また、株式会社明治(侍ジャパン公式栄養サポートパートナー)の管理栄養士で、2014侍ジャパン12U代表の栄養指導をおこなった斎藤佳子氏は、「子どもに不足しがちなビタミンやカルシウムを摂ると怪我をしにくく、疲労もたまりにくくなります。果物と乳製品を意識して摂るようにお願いします」と成長期の子どもに必要な栄養源を伝え、選手たちを預かる指導者に対しても、子供の体調管理に関する出来る限りのサポートについて指導した。

 続いて午後からの実技講習では、侍ジャパンのコーチ陣が直々に指導。まずは仁志敏久氏(侍ジャパントップチーム内野守備・走塁コーチ/12U代表監督)が各塁についての走塁やリードをレクチャー。「1塁ベースはどちらの足で踏んでも構いません。人それぞれです」と、形にとらわれ過ぎないよう、子どもたちの自主性を促すアドバイスなどを送った。

 その後も、侍ジャパンのコーチ陣が技術指導をテーマごとに実施。ポジションごとに分かれての指導では、鹿取義隆氏(侍ジャパンテクニカルディレクター/侍ジャパントップチーム投手コーチ/15U代表監督)が投手の基本となる球の握り方や怪我をしにくい正しい投球フォーム、さらには牽制など、室内でも出来る細かな指導を伝授。捕手指導では、矢野燿大氏が「キャッチャーに大事なことは気づくことです。ホームベースに付いている土を払ったり、ワンバンでボールについた土を拭いてあげたり、いろんな事に気づくことが大事になります」と、捕手というポジションに必要な気遣いや、投手に対する思いやりを説いた。

 また、内野手指導では仁志敏久氏が、子どもの指導には「プレーの幅を広げるためにも、小さいころからトライして試しておくべき。色々とやらせる事が大事です」とバックハンドやジャンピングスローなどにも積極的にトライすることも勧め、外野手指導では稲葉篤紀氏(侍ジャパントップチーム打撃コーチ)が、「子どもには自信をつけさせる事が大事」と技術の指導だけではなくメンタル面のアドバイスへの重要性を力説。北海道では雪の影響で屋外のグラウンドで練習する機会が少なくなるだけに、屋内で如何に工夫して練習し、指導するのかの重要性を説いた。

 最後に、参加者への打撃の指導では、タイミングの取り方や頭の残し方をレクチャー。打撃担当の稲葉篤紀氏は、子どもたちへの指導に関して「構えは人それぞれで正解はありませんが、よく少年野球の指導で『ゴロを転がせば何かある』と言いますが、それを意識してしまうと肩が前に出てうまく打てず、変な癖にもなってしまいます」と注意を呼びかけた。さらに矢野氏も、「子どもたちには後先考えずにフルスイングしてほしい。その方が、子どもたちも面白味があって良いと思います」と伸び伸びとプレーできる環境作りに理解を求めた。

 今後の日本野球界にとっては、指導者全体のレベルアップは必要な点になるだけに、侍ジャパンによる指導者支援も、日本野球界発展の重要な鍵となる。「侍ジャパン指導者スキルアップ講習会」は、次回2月7日の新潟会場(HARDOFF ECOスタジアム新潟)が今年度最終回の実施となる。

侍ジャパンスキルアップ講習会(関西会場)

小中学生の指導者に向けた「侍ジャパンスキルアップ講習会」を開催 侍ジャパン現役コーチらが講師として指導
侍ジャパン「野球指導者スキルアップ講習会」(関西会場)<受付終了>

侍ジャパンスキルアップ講習会(北海道会場)

侍ジャパン現役コーチらが指導する「侍ジャパンスキルアップ講習会」を北海道で開催!
侍ジャパン「野球指導者スキルアップ講習会」(北海道会場)<受付終了>

侍ジャパンスキルアップ講習会(新潟会場)

本年度最後の野球指導者スキルアップ講習会を新潟で開催
侍ジャパン「野球指導者スキルアップ講習会」(新潟会場)<受付終了>

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