2024年12月 中国地方でおすすめの電力会社｜中国電力と比較して安い新電力は？

この記事では、中国地方で利用できるおすすめの電力会社を紹介しています。

結論として、中国電力を利用している人は新電力への乗り換えがおすすめです。

世帯人数別シミュレーション

1位	2位	3位
1人暮らし
idemitsuでんき	シン・エナジー	広島ガスの電気
2～３人暮らし
idemitsuでんき	Looopでんき	シン・エナジー
ファミリー向け
idemitsuでんき	Looopでんき	シン・エナジー

詳細な調査結果は、中国電力と新電力の比較シミュレーションも交えて解説していきます。

ぜひ、中国地方での電力会社選びの参考にしてください。

中国地方では新電力会社への乗り換えがおすすめな理由

中国地方で電気料金を節約したいと考えている人は、新電力会社への乗り換えがおすすめです。

特に、中国電力の「従量電灯A」プランを利用している人は料金の見直しをしてもよいでしょう。

2023年6月に大手電力会社の規制料金が値上げされたことにより、新電力の自由料金プランが再び注目を集めています。

また、中国地方の電気料金は全国平均と比較して高く、例えば広島市では月平均12,998円、松江市では17,237円と、全国平均の12,265円を大きく上回っています。

地域特有の気候から、電気使用量は簡単に減らせないため、電気代を抑えるための節約方法として、新電力会社への乗り換えが効果的です。

中国電力の料金プランよりも安くなる

中国電力から新電力へ乗り換えれば、電気料金を安くできる可能性が高いです。

まず、中国電力の一般家庭向けの料金プランをみてみましょう。

中国電力の料金プランには大きく分けて、規制料金プランと自由料金プランがあります。

規制料金は法的に制限のある料金プランで、自由料金は法的に制限のないプランです。
基本的に中国電力を含めた大手電力会社の「従量電灯A」プランなどが規制料金、新電力の料金プランが自由料金となっていますが、大手電力会社も自由料金プランを用意しています。

規制料金
・従量電灯A
自由料金
・ぐっとずっと。プラン スマートコース 【最低料金】669.92円 【電力量料金】 120kWhを超え300kWhまで：32.01円 120kWhを超え300kWhまで：39.43円 300kWh超過：41.55円
・ぐっとずっと。プラン シンプルコース 【電力量料金】 1kWh：38.21円 【最低月額料金】 1契約：1,844.70円
・ぐっとずっと。プラン ナイトホリデーコース 【電力量料金】 デイタイム（夏季）1kWh：49.44円 デイタイム（その他季）1kWh：46.98円 ナイトタイム 1kWh：34.65円 ホリデータイム 1kWh：34.65円 【最低月額料金】 1契約：1,844.70円
・ぐっとずっと。プラン 電化Styleコース 【最低料金】 ご契約電力が10kWまで：2,018.72円 ご契約電力が10kW超過：480.37円 【電力量料金】 デイタイム（夏季）1kWh：46.46円 デイタイム（その他季）1kWh：44.40円 ナイトタイム 1kWh：30.35円 ホリデータイム 1kWh：30.35円
・ぐっとずっと。プランおひさまシフトコース 　（2024年10月1日適用開始） 【最低料金】 ご契約電力が10kWまで：2,018.72円 ご契約電力が10kW超過：480.37円 【電力量料金】 ひるecoタイム（夏季） 1kWh：35.88円 ひるecoタイム（その他季） 1kWh：28.50円 よるタイム 1kWh：35.88円

「従量電灯A」が従来からあるプランで電力会社を見直すのが初めての人は、このプランを利用している可能性が高いです。

この中国電力の「従量電灯A」を含めた大手電力会社7社の規制料金は、2023年6月に値上げが実施されました。

それまで燃料費高騰の影響で新電力の自由プランは値上がりし、大手電力の規制料金の方が安くなる現象が起きていました。

規制料金も値上がりした今、新電力が再び日の目を浴びています。

広島・岡山・鳥取・島根・山口の電気代は高い

広島県を含めた中国地方の電気料金は、全国平均と比較しても高く大きな節約が期待できます。

総務省統計局の家計調査による電気代の平均は、以下の通りです。

	1ヶ月あたりの平均電気料金
全国	12,265円
中国地方	14,331円
広島県広島市	12,998円
岡山県岡山市	12,498円
鳥取県鳥取市	14,471円
島根県松江市	17,237円
山口県山口市	14,088円

上記の表から分かる通り、中国地方のすべての県で全国平均を上回っています。

原因の一つとして考えられるのは、中国地方の1世帯あたりの電気使用量の高さです。

実は全国平均よりも多く電気を使用している地域のため、電気代が高くなっていると考えられます。

その地域特有の気候の影響もありますし、電源をこまめに切ったりエアコンをなるべくつけずに過ごしたりなどの節約は、長続きせず難しい場合が多いです。

新電力に乗り換える手間の方が楽で確実に節約できるため、おすすめと言えます。

中国地方（広島・岡山・鳥取・島根・山口）でおすすめの電力会社一覧

おすすめの電力会社一覧
Looopでんき	・基本料金・燃料費調整額が0円 ・Looopでんき＋ガスでさらにお得に ・ピークシフトで節電 ＞Looopでんきの評判はこちら
オクトパスエナジー	・月額料金が安い ・実質再生可能エネルギー100%のクリーンな電気を使用 ・いつでも無料で解約できて安心 ＞オクトパスエナジーの評判はこちら
Japan電力	・基本料が0円 ・電力量単価が安い ・家具修理サポート付きプランあり
idemituでんき	・中国電力より安いオール電化プランあり ・車のガソリン代もお得 ・市場連動型を採用していないから安心
エバーグリーン・リテイリング	・100％再生可能エネルギーを提供 ・無料の宅内駆けつけサービス「でんきレスキュー」 ・都市ガスの供給もあり
シン・エナジー	・ユーザーの生活に合わせたプランを展開 ・JALマイルが貯まる ・再生可能エネルギーにも力を入れている
TERASELでんき	・毎月の電気代に応じて楽天ポイントがもらえる ・状況に合わせてプランが選べる！ ・伊藤忠エネクスの100%出資会社
広島ガスの電気	・CO2排出を実質ゼロにした環境にやさしいグリーン電力 ・ガスと電気をまとめて管理
中国お得電力	・基本料金、電力料金単価ともに中国電力より安い ・中国電力プランに相当するプランがある

中国地方で利用できるおすすめの電力会社を紹介します。

どの電力会社にも特徴があるため、自身にあったサービスを選びましょう。

例えば、Looopでんきは30分ごとに電力量単価が変わるプランを提供しています。

節電に積極的な人やゲーム感覚で、節約を楽しみたい人におすすめです。

他にもidemitsuでんきは車のガソリン代がお得になるサービス、TERASELでんきは支払った電気代に応じて楽天ポイントが付与されるサービスなどがあります。

以下の順で紹介していきます。

Looopでんき｜ピークシフトで節電できる

Looopでんきは、節約に期待できる新電力会社No.1（2年連続）に選ばれている新電力です。

スマートフォン専用アプリからリアルタイムに電気使用量を管理でき、ユーザーは常に電気使用状況を把握して効率的な節電が可能となります。

Looopでんきの最大の魅力は、ピークシフトによる節電です。

従量料金が30分ごとに変動する市場連動型プランを採用しており、電気料金が安い時間帯に使用を集中させることで、大幅な節約が期待できます。

一方で、市場価格の変動により電気代が上がる可能性もあるため、こまめな料金チェックが必要になります。

しかし、でんき予報を見ればどの時間に電気を利用すればよいかが視覚的にわかるので、ゲーム感覚で節電に取り組めるでしょう。

オクトパスエナジー｜総額15,000円の電気代割引

オクトパスエナジーは、英国で契約件数No.1の実績を持っており、コストパフォーマンスと環境配慮を両立させたサービスを提供しています。

新電力会社の中でも特に安値に分類される料金設定を採用しており、優れたコストパフォーマンスが魅力です。

基本料金が日割り計算となっているため、月の途中での契約開始や終了時も無駄な支払いがありません。

環境意識の高いユーザーにとってうれしいのは、100%再生可能エネルギーの供給です。

安さだけでなく、環境に配慮した電力を利用できる点が大きな特徴となっています。

現在、下のボタンから契約すると新規契約者向けに総額15,000円の電気代割引を行っています。

この機会にぜひ活用してください。

Japan電力｜家電の修理サポートがあるプランも

Japan電力は、家電修理サポート付きのプランを展開している点が大きな特徴です。

年間15万円までの修理を無償で対応してくれるので、メーカーの1年保証だけじゃ不安な人などは検討してもよいでしょう。

現在、修理サポート付きのTプランはキャンペーンを実施しており、電気料金が最大5,000円引きになります。

Tプランにしようか迷っている人は、活用してみてください。

料金面では、基本料金が0円で400kWhを超えた電力量単価が安いところがメリットです。

idemitsuでんき｜オール電化プランや車のガソリン代もお得

idemitsuでんきは、中国電力の従量電灯Aと同じ料金体系のSプランAが基本プランで、基本料金や電力量単価が少しずつ安く設定されています。

後ほど紹介する当記事のシミュレーションでは、上位にランクインしている電力会社です。

オール電化プランも展開しており、中国電力より基本料金が安くなっているため、おすすめです。

出光と聞くとガソリンスタンドを連想しますが、車の所有者であれば年間最大2,400円お得になる特典も用意されています。

今、中国地方で乗り換えるならかなりおすすめできる電力会社です。

エバーグリーン・リテイリング｜100％再生可能エネルギーを提供

エバーグリーン・リテイリングは、100%再生可能エネルギーを提供している環境に優しい電力会社です。

持続可能な社会の実現に貢献したいと考えるユーザーにとって、魅力的な選択肢になります。

他にも無料の宅内駆けつけサービス「でんきレスキュー」を展開している点も特徴です。

「自宅の電気がつかなくなった」「ブレーカーが頻繁に落ちる」などのトラブルが発生したときに無料で原因調査や応急処置をしてくれます。

また、都市ガスの供給も行っており、合わせて契約が可能です。

併せて読みたい！
エバーグリーン電力とは？口コミからわかるメリット・デメリットを解説

シン・エナジー｜JALマイルが貯まる

シン・エナジーは「きほんプラン」の他にも「【昼】生活フィットプラン」「【夜】生活フィットプラン」とユーザーの生活に合わせたプランを展開しています。

毎月自身に合っているプランを自動診断してくれて、マイページから確認することができ、最適なプランへ手軽に変更可能です。

また、支払う電気代に応じてJALマイルが貯まり、200円毎に1マイルが付与されます。

自然にJALマイルが貯まるので、旅行好きの人にもおすすめできる電力会社です。

再生可能エネルギーの利用にも力を入れていて、全国に発電所を設置している点も評価できます。

併せて読みたい！
シン・エナジーの最新の評判・口コミからわかるメリット・デメリットを徹底解説！

TERASELでんき｜楽天ポイントが貯まる

TERASELでんきでは、電気料金200円につき1ポイントの楽天ポイントが貯められるため、楽天経済圏を活用しているユーザーにもおすすめできる電力会社です。

新規契約時には、楽天ポイントだけでなくAmazonギフト券など6種類の中から、8,000円相当の好きな特典がもらえます。

また、TERASELでんきは4つの料金プランを提供しています。

さまざまなライフスタイルに対応しており、状況に応じて最適なプランが選択可能です。

当記事のシミュレーションでは、電気代が安く上位に入ってきた電力会社なので、中国地方では特におすすめしたい電力会社の一つです。

広島ガスの電気｜ガスと電気をまとめたい人におすすめ

広島ガスの電気の基本情報
提供エリア（電力会社）	全国（沖縄や一部離島を除く）
料金体系 【エコプランM 】 ※中国電力管内	【最低料金】 （0〜15kWh）622.91円 + 【電力量料金単価】 (16〜120kWh)　32.09円/kWh (120〜300kWh)　39.51円/kWh （301kWh以上）　41.63円/kWh＋ 【燃料費調整単価】 （0〜15kWh）-160.65円 （16kWh以上）-10.69円/kWh ＋【再生可能エネルギー発電促進賦課金】 3.49円/kWh
初期費用	0円
支払い方法	口座振替 クレジットカード決済
開通までにかかる日数	記載なし
解約手数料	0円
申し込み窓口	広島ガスの電気公式サイト

広島ガスは、中国地方でガスと電気の両方を提供する会社です。

CO2排出を実質ゼロにした環境にやさしいグリーン電力を提供しています。

料金メニューは、使用量に応じて「エコプランM」と「エコプランL」の2種類が用意されています。

一般的な家庭用途であれば、月間使用量400kWh以下のエコプランMがおすすめで、大家族や電気使用量の多い世帯には、エコプランLが適しています。

広島ガスのWeb会員サイト「マイ広島ガス」に登録すると、ガスと電気の使用量や料金をまとめて確認できる便利な機能も提供されています。

家計管理がしやすくなり、節約にもつながるでしょう。

広島ガスの電気は、環境への配慮と地域に根ざしたサービスを求める消費者にとって、有力な選択肢の一つです。

中国お得電力｜中国電力よりほぼすべてのプランで安くなる！？

中国お得電力の基本情報
提供エリア（電力会社）	全国（沖縄や一部離島を除く）
料金体系 【従量電灯A】 ※中国電力管内	【最低料金】 （0〜15kWh）736.89円 + 【電力量料金単価】 (16〜120kWh)　31.77円/kWh (120〜300kWh)　38.25円/kWh （301kWh以上）　40.30円/kWh＋ 【燃料費調整単価】 （0〜15kWh）-160.65円 （16kWh以上）-10.69円/kWh ＋【再生可能エネルギー発電促進賦課金】 3.49円/kWh
初期費用	0円
支払い方法	口座振替 クレジットカード決済
開通までにかかる日数	記載なし
解約手数料	3,300円
申し込み窓口	中国お得電力公式サイト

中国お得電力は、その社名から中国電力のグループ会社と勘違いされますが、全く関係のない会社です。

X（旧Twitter）で評判を調べたところ「怪しい」との口コミが多く見つかりました。

上記のような口コミはありますが、経済産業省の審査を受け小売電気事業者として登録されているため、問題ないと言えます。

公式サイトの料金を調べてみたところ中国電力よりも「基本料金」「電力料金単価」は安い料金が表示されていました。

中国お得電力を利用する際は、解約金が設定されている点と燃料費調整単価の上限が廃止されている点には注意しましょう。

＼中国電力よりも安くなるほぼすべてのプランで！？／

中国地方で世帯別におすすめの電力会社を紹介

中国地方で世帯別におすすめの電力会社をランキング形式で紹介します。

以下の表をご覧ください。

1位	2位	3位
1人暮らし
idemitsuでんき	シン・エナジー	広島ガスの電気
2～３人暮らし
idemitsuでんき	Looopでんき	シン・エナジー
ファミリー向け
idemitsuでんき	Looopでんき	シン・エナジー

idemitsuでんきが、すべての世帯で1位を独占する結果となりました。

次いで、Looopでんき、シン・エナジー、広島ガスとなっています。

また、オール電化におすすめの電力会社は「idemituでんき」です。

中国電力 「ぐっとずっと。プラン電化Styleコース」	idemituでんき 「オール電化プラン」
【基本料金】 ・10kWまで　2018.72円 ・10kW を超える1kWにつき　480.37円	【基本料金】 ・10kWまで　1908.72円 ・10kW を超える1kWにつき　469.37円
【電力量単価】 ・デイタイム（7月〜9月）　46.46円／kWh ・デイタイム（10月〜6月）44.40円／kWh ・ナイトタイム（午後9時〜午前9時）30.35円／kWh 　※上記は平日です。 ・ホリデータイム　30.35円／kWh 　※上記は休日です。	【電力量単価】 ・デイタイム（7月〜9月）　46.46円／kWh ・デイタイム（10月〜6月）44.40円／kWh ・ナイトタイム（午後9時〜午前9時）30.35円／kWh 　※上記は平日です。 ・ホリデータイム　30.35円／kWh 　※上記は休日です。
【特典】 ・エネルギアポイントが200円につき1ポイント貯まる	【特典】 ・所有している車に応じてガソリンコースもしくはEVコースに加入し年間最大2,400円お得 ・継続利用で1年ごとに楽天ポイント、Pontaポイント、dポイントいずれかを500ポイント進呈

上記の表からわかる通り、料金については基本料金のみidemituでんきの方が安く、あとの料金は変わりませんが確実に安く利用できます。

1人暮らしにおすすめの電力会社

1人暮らしにおすすめの電力会社で1位は「idemitsuでんき」、2位は「シン・エナジー」、3位は「広島ガスの電気」です。

中国電力の従量電灯A（月額5,294円）と比較して、それぞれ537円、308円、202円の節約になります。

1年間で考えると、最大で6,438円の差額がでるため、契約する手間を考えても効率良く節約できるでしょう。

今回は、純粋に料金のみで順位を決めていますが、特典を加味すると順位が変動する可能性もあるので、契約前に公式サイトでチェックすることをおすすめします。

＼CO2排出が実質ゼロで環境にやさしい／

2～３人暮らしにおすすめの電力会社

2人暮らしにおすすめの電力会社で、1位は「idemitsuでんき」、2位は「Looopでんき」、3位は「シン・エナジー」です。

1人暮らしにおすすめの電力会社と同じくidemitsuでんきが1位を取りました。

idemitsuでんきはガソリン代も安くなる特典があるため、自動車に乗っている人におすすめです。

自動車に乗る人は一度利用してみて、またお得な電力会社に乗り換える方法もあるため、確認してみましょう。

ファミリー向けにおすすめの電力会社

ファミリー向けにおすすめの電力会社では、1位は「idemitsuでんき」、2位は「Looopでんき」、3位は「シン・エナジー」です。

1位、2位、3位ともに、2～3人暮らしにおすすめの電力会社のときと同じ結果でした。

3位以内にはランクインしていませんが、TERASELでんきには「超TERASELプラン」という電気使用量が多い家庭向けのプランが存在しています。

そちらのプランであればTERASELでんきもランクインする可能性が高いです。

シミュレーションは、前提条件により順位が変わってくるため、しっかり条件を確認しておく必要があることを覚えておきましょう。

オール電化に住んでいる人向けにおすすめの電力会社

オール電化に住んでいる人におすすめな電力会社は、「idemituでんき」です。

中国電力のオール電化プランと比較してみましょう。

中国電力 「ぐっとずっと。プラン電化Styleコース」	idemituでんき 「オール電化プラン」
【基本料金】 ・10kWまで　2018.72円 ・10kW を超える1kWにつき　480.37円	【基本料金】 ・10kWまで　1908.72円 ・10kW を超える1kWにつき　469.37円
【電力量単価】 ・デイタイム（7月〜9月）　46.46円／kWh ・デイタイム（10月〜6月）44.40円／kWh ・ナイトタイム（午後9時〜午前9時）30.35円／kWh 　※上記は平日です。 ・ホリデータイム　30.35円／kWh 　※上記は休日です。	【電力量単価】 ・デイタイム（7月〜9月）　46.46円／kWh ・デイタイム（10月〜6月）44.40円／kWh ・ナイトタイム（午後9時〜午前9時）30.35円／kWh 　※上記は平日です。 ・ホリデータイム　30.35円／kWh 　※上記は休日です。
【特典】 ・エネルギアポイントが200円につき1ポイント貯まる	【特典】 ・所有している車に応じてガソリンコースもしくはEVコースに加入し年間最大2,400円お得 ・継続利用で1年ごとに楽天ポイント、Pontaポイント、dポイントいずれかを500ポイント進呈

料金の違いは基本料金のみですが、毎月確実に電気代を節約できます。

さらに、idemituでんきの方が特典が充実しているのもポイントです。

所有している車がガソリン車であればガソリンコースに加入すると、毎月100Lまでガソリンが2円/L 引きになります。

また、EV車に乗っていて自宅に充電器があれば、電気料金が毎月200円引きになり年間2,400円お得になります。

継続利用で1年毎に500ポイントもらえるのも、ありがたい特典です。

中国電力から新電力へ乗り換えるときのポイントや注意点

中国地方で新電力会社への乗り換えるときは、いくつかの重要なポイントと注意点を押さえておきましょう。

まず、市場連動型プランを選ぶ際は、電力市場の価格変動に伴うリスクを理解する必要があります。

価格が安定している時期には電気代を抑えることができる可能性がありますが、リスクを許容できるか慎重に判断することが重要です。

次に、乗り換え前には必ず電気料金のシミュレーションを実施しましょう。

状況によっては、乗り換える前よりも電気代が高くなる可能性もあります。

エネチェンジなどのサービスを利用すると、詳細な料金シミュレーションが可能で、特典まで考慮した正確な比較ができます。

また、新電力会社が自分の住んでいる地域でサービスを提供しているか確認することも重要です。

LooopでんきやTERASELでんきなど、全国展開している電力会社もあれば、特定の地域に絞って展開しているサービスもあります。

郵便番号を入力して確認するか、直接問い合わせて確認しましょう。

さらに、希望の支払い方法が利用可能かどうかも確認が必要です。

特に、口座振替しか利用していない場合、クレジットカードのみ対応の電力会社では困ってしまう状況になるかもしれません。

ほとんどの電力会社では、口座振替とクレジットカードの利用が可能ですが、事前に確認しておくと安心です。

最後に、契約する電力会社の倒産・撤退リスクも調べておきましょう。

万が一、契約した電力会社が倒産しても、地域の電力会社が一時的に電気を供給してくれますが、早めに次の電力会社を選ぶ必要があります。

大手で資本力のある会社や、長年の運営実績がある会社を選ぶとよいでしょう。

市場連動型プランを選ぶときは注意する

市場連動型プランを選ぶ際は、電力市場の価格変動に伴うリスクを理解し、慎重に検討しましょう。

市場連動型プランは、電力の卸売市場価格に連動して電気料金が決まるため、価格が高騰すると電気代が急増するリスクがあります。

2021年には、寒波や燃料価格の高騰により電力市場価格が急上昇し、市場連動型プランを選んでいた消費者の電気代が大幅に増加した事例があります。

市場連動型プランは、電力市場の価格が安定している時期には電気代を抑えることができる可能性があります。

一方で、価格変動のリスクを十分に理解し、リスクを許容できるかどうかを慎重に判断することが重要です。

乗り換え前に必ずシミュレーションを実施

中国電力から新電力へ乗り換える際は、必ず電気料金のシミュレーションを実施しましょう。

状況によっては、乗り換える前よりも電気代が高くなる可能性もあるからです。

検討している電力会社の公式サイトでもシミュレーションができますが、エネチェンジの利用をおすすめします。

電力会社のシミュレーションでは、燃料費調整費などが含まれていないケースもあり、実際の電気代と異なることもあるでしょう。

エネチェンジでは料金詳細を見れるため、どの数字を使っているかがわかり特典まで考慮されています。

前提条件が変わると全く違った結果になるため、注意してシミュレーションしましょう。

対応エリアかどうかの確認

新電力へ乗り換えるときは、まず自分の住んでいる地域が対象エリアになっているか確認しましょう。

LooopでんきやTERASELでんきなど全国展開している電力会社もあれば、特定の地域に絞って展開しているサービスもあります。

自身の住んでいる郵便番号を、検討している電力会社の公式サイトで入力し確認してください。

もしくは、エネチェンジで郵便番号を入力すれば、その地域で利用可能な電力会社とプランを簡単に確認することもできます。

もし、郵便番号を入力する箇所がなければ電話やメールなどで問い合わせましょう。

希望の支払い方法があるか確認

新電力への乗り換えでは、希望の支払い方法が利用可能かどうかを確認する必要があります。

とくにこれまで口座振替でしか支払いをしてこかった人は、クレジットカードしか対応していない場合に、困ってしまうケースも考えられます。

また、口座振替でしか支払いをしたくない人もいるかもしれません。

ほとんどの電力会社では、口座振替とクレジットカードの利用が可能ですが、念の為に前もって電気代の支払い方法はチェックしておきましょう。

倒産・撤退のリスクがないか調べる

倒産・撤退のリスクがないかも調べておきましょう。

まず、新たに契約した電力会社が倒産や撤退したからといって、電気が止まるわけではありません。

そのような場合には、各地域の電力会社（中国電力など）が電気を供給してくれるからです。

ただし、あくまで一時的に供給してくれるだけなので、なるべく早く次の電力会社を決める必要があります。

そのような余計な手間を減らす為にも、大手で資本力のある会社や長年運営している実績のある会社を選びましょう。

中国地方でおすすめの電力会社についてよくある質問

中国地方でおすすめの電力会社についてよくある質問に答えます。

まず、「中国電力に戻したい場合、どうすればいい？」という質問です。

中国電力への切り替えは、公式Webサイト「ぐっとずっと。クラブ」を通じて簡単に手続きできます。

オンライン申し込みが難しい場合は、カスタマーセンターへの電話も可能です。

次に、「新電力へ乗り換える際、中国電力への解約連絡は必要？」についてですが、答えは不要です。

新しい電力会社が契約手続きを代行し、旧契約の解約も行ってくれるため、消費者が直接解約手続きをする必要はありません。

最後に「広島ガスの電気料金は安い？」については、広島ガスの方が若干安くなります。

詳しく見ていきましょう。

中国電力に戻したい人の他社からの切り替え方法は？

中国電力に戻したい場合、Webサイトを通じて切り替え手続きが可能です。

具体的には、中国電力の会員制Webサイト「ぐっとずっと。クラブ」に入会し、オンラインで手続きすると簡単に切り替えられます。

中国電力公式サイト 「他社から中国電力への切り替えのお手続き」
https://www.energia-support.com/service/change/

上記のURLより、中国電力の公式サイトへ飛び、手続きを行ってください。

「ぐっとずっと。プラン（スマートコース、シンプルコース、ナイトホリデーコース、電化Styleコース）」以外の料金メニューで申し込みたい場合や「ぐっとずっと。クラブ」への入会したくない場合は、電話する必要があります。

以下のURLから、地域ごとの電話番号が記載されているため、電話しましょう。

中国電力公式サイト 「カスタマーセンター電話番号」
https://www.energia.co.jp/office/add-sales.html

新電力へ乗り換える際に中国電力へ解約の連絡は必要？

新電力へ乗り換える際に、中国電力へ解約の連絡は不要です。

新しい電力会社が契約手続きを代行し、旧契約の解約も行ってくれるため、消費者が直接解約手続きをする必要はありません。

電力会社を切り替えるときは乗り換え先の電力会社に申し込み、手続きが完了すると自動的に中国電力との契約が解約されます。

ただし、引っ越しする際など電気を使用していた建物で使用停止する場合は、中国電力への連絡が必要になるので注意しましょう。

広島ガスの電気料金は安い？

中国電力と広島ガスの電気料金を比較してみましょう。

中国電力 「従量電灯A」	広島ガスの電気 「エコプランM」
【最低料金】 ・15kWhまで　759.68円	【最低料金】 ・15kWhまで　622.91円
【電力量単価】 ・15kWhを超え120kWhまで　32.75円／kWh ・120kWhを超え300kWhまで　39.43円／kWh ・300kWhを超える部分　41.55円／kWh	【電力量単価】 ・15kWhを超え120kWhまで　32.09円／kWh ・120kWhを超え300kWhまで　39.51円／kWh ・300kWhを超える部分　41.63円／kWh
【月間電気使用量399kWh】 ・12,536円	【月間電気使用量399kWh】 ・12,352円

上記の表より、電気料金は若干ですが広島ガスの電気の方が安い結果となりました。

中国電力は最も一般的な従量電灯Aで、広島ガスは電気使用量が少ない人におすすめのエコプランMで比較しました。

120kWhまでの電力量単価は、広島ガスの方が安いですが、それ以降の単価は中国電力の方が安くなっています。

広島ガスでガスを契約している人は、電気の契約も検討してみてもよいでしょう。

まとめ

中国電力を利用している人は、新電力への乗り換えをおすすめします。

世帯別のシミュレーションでは、以下のような順位になりました。

1位	2位	3位
1人暮らし
idemitsuでんき	シン・エナジー	広島ガスの電気
2～３人暮らし
idemitsuでんき	Looopでんき	シン・エナジー
ファミリー向け
idemitsuでんき	Looopでんき	シン・エナジー

idemituでんきがすべての世帯にで1位を独占しています。

次いで、Looopでんき、シン・エナジー、広島ガスがいる状況です。

いずれも中国電力よりお得になる結果となりました。

この記事のシミュレーションは細かい数字もいれたリアルな数字で算出しているため、参考になるかと思います。

よい電力会社を選ぶための手助けができれば幸いです。

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