2021年度第17回デジタルコンテンツ・コンテスト

講評

2021年度第17回デジタルコンテンツ・コンテストの応募作品総数は83点で、昨年度の69点から増加した。特に、昨年度に10年ぶりのグランプリ作品がインタラクティブ部門だったこともあり、この部門の応募が久々に二桁台になった。

残念ながら今年は、グランプリ受賞作品が出ず、静止画部門、動画部門ともに合格点の出来ではあったが、昨年度の「出撃、法政ロボ」のような時代を反映したメッセージ性や突破力に欠ける印象であった。

インタラクティブ部門は、多くの作品が「Touch Designer」を使った応用作品で、スマートフォンの傾きなどでモニターの画像を変化させるという趣向であった。どこまでが、ソフトの恩恵なのか、審査員の間でも議論が分かれたが、中でも優秀作、準優秀作を同時に受賞したデザイン工学部大学院生の作品が頭ひとつ飛び抜けていた。今回の出品作品の多くは、おそらく同一授業課題からの出品と思われるが、ぜひ、こうした授業単位、研究室単位での応募を推奨したい。

デジタルコンテンツ・コンテスト審査委員会委員長
稲増　龍夫 （社会学部）

デジタルコンテンツ・コンテスト審査委員会

• 稲増　龍夫 （社会学部・委員長）
• 梅津　亮子（経済学部）
• 稲垣　立男 （国際文化学部）
• 小池　崇文 （情報科学部）
• 坂本　旬 （キャリアデザイン学部）
• 佐藤　康三 （デザイン工学部）
• 田中　幹人 （理工学部）

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  動作環境等を参照してください。
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• 2021年度デジタルコンテンツ・コンテスト募集要項