クーフシュタイン観光ガイド!中世の街並みとカフェレストラン巡り

オーストリアのクーフシュタイン観光ガイド

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

オーストリアのチロル州に位置するクーフシュタインは、中世の歴史とアルプスの自然が融合した魅力的な町です。

イン川沿いに広がるこの小さな町は、歴史的な要塞や美しい街並み、そしてアウトドアアクティビティを楽しむ観光客にとって絶好の場所です。

長い歴史により見どころが沢山ありますが、コンパクトな街なので、ミュンヘンから日帰りも可能。

今回は、クーフシュタインを訪れる際に押さえておきたい見どころやアクティビティ、おススメのカフェやレストランをご紹介します。

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目次

クーフシュタインってどこ?中世の要塞都市の概要

クーフシュタインの街のシンボル、クーフシュタイン要塞
クーフシュタイン要塞は街のシンボル ©haneusagi.com

クーフシュタイン(Kufstein)は、オーストリア・チロル州に位置する小さな町で、その歴史は古代ローマ時代にまでさかのぼります。

特に重要なのは中世時代、この地が防衛拠点として発展したことです。

クーフシュタイン要塞は、1205年にバイエルン公爵ルートヴィヒとレーゲンスブルク司教の所有物として初めて記録され、歴史的な軍事拠点として数多くの戦いの舞台となりました。

よって、この場所一帯は、バイエルン王国(現在のドイツ)とチロルやハプスブルク家(現在のオーストリア)の間で代わる代わる別の支配を受けてきたのです。

現在では、世界中からの観光客にその扉を開き、美しい景観と歴史を体験できるスポットとして人気です。

街を流れるイン川の美しい色にも癒されますし、周辺の山々も美しいです!

ーストリアの概要:文化と自然が共存する国

オーストリア国旗

オーストリアと言えば何を思い浮かべますか?

首都のウィーンでしょうか?それとも音楽や芸術の国でしょうか?または、ハプスブルク家でしょうか?

以下は、クーフシュタインが位置するオーストリアに関する概要ですので旅行に行かれる際の参考にしてみてください。

  • 国名: オーストリア共和国(Republic of Austria)
  • 首都: ウィーン(Vienna)
  • 民族: 主にゲルマン系(オーストリア人が大多数)、歴史的に移民を受け入れており移民コミュニティも存在
  • 宗教: ローマ・カトリックが主要宗教(約60%)、その他プロテスタント、イスラム教など
  • 通貨: ユーロ(EUR)
  • 言語: ドイツ語(公用語)※多くの場所で英語やイタリア語も通じます
  • 日本からの直行便: 現在、日本からオーストリアへの直行便はウィーン行き(主にANA、オーストリア航空)があります。クーフシュタインへは首都ウィーンからアクセスできますが、ドイツのミュンヘンから電車で約1時間ですので、ミュンヘンからや車でアクセスが便利です。

オーストリアはアルプス山脈に囲まれた自然豊かな国で、音楽や芸術の分野でも世界的に知られていますよね。

また、歴史的な街並みと美しい田園風景が観光客に人気です。

チロル地域は特にアルプスが近い事もあって山々の景観が美しいエリアで、私も大好きです❤

観光必須!街の象徴クーフシュタイン要塞(Festung Kufstein)

歴史あるクーフシュタイン要塞(Festung Kufstein)
歴史あるクーフシュタイン要塞(Festung Kufstein)©haneusagi.com

クーフシュタインを訪れるなら、まず絶対外せない観光スポットは、歴史的な「クーフシュタイン要塞(Festung Kufstein)」です。

クーフシュタイン要塞は、町の高台にそびえ立ち、要塞からアルプスやイン川の絶景を一望できます。

眺めは最高です!

内部には歴史博物館があり、チロル地域の歴史を深く学ぶことができます。

また、要塞内で開催されるイベントやコンサートは、地元文化を体験する絶好の機会なので観光にぴったりです。

要塞の歴史をたどる:中世から現代まで

クーフシュタイン要塞からの眺め
クーフシュタイン要塞からの美しい雪景色を眺める ©haneusagi.com

クーフシュタイン要塞は13世紀に建設され、長い間、チロル地方とバイエルン地方の間で争奪戦の舞台となりました。

特に16世紀、ハプスブルク家の支配下で大規模な要塞強化が行われ、今の姿に近い形となりました。

現在では、地元の歴史や文化を学べる博物館として公開されており、中世の防衛施設の名残を見ることができます。

街の高台に建っている要塞は、クーフシュタインのシンボル。

どんな天気の日でもどっしりと構えていて魅力的です♪

見どころ満載!パノラマビューと「英雄のオルガン」

クーフシュタイン観光に欠かせない要塞からの一望

クーフシュタイン要塞の頂上に登ると、アルプスの山々やイン川を一望できる壮大なパノラマビューが広がります。

さらに見逃せないのが、「英雄のオルガン(Heldenorgel)」と呼ばれる世界最大級の屋外パイプオルガン。

「屋外オルガン?」と不思議に思う方もいる事でしょう。

このパイプオルガンの演奏する部分は要塞の下にあり、音を奏でるパイプ部分は、要塞の中にあるのです。

クーフシュタイン要塞の屋外パイプオルガン
珍しい屋外パイプオルガン ©haneusagi.com

毎日12時に奏でられるその音色は、要塞全体に響き渡り、訪れる人々を感動させます。

演奏者の説明によると、お天気や湿度などにより、コンディションが揃えば、なんと約10km先までオルガンの音が聞こえるとの事。

要塞の下にいると、要塞の上から音が聞こえてくるので、何とも不思議な感覚になります。

また、パイプのある要塞の中からも演奏を聞いたのですが、何とも不思議な感覚でした。

クーフシュタイン要塞の屋外パイプオルガンの演奏の様子
©haneusagi.com

実は、2日連続で要塞に行きました(笑)
1回目は、下からコンサートを聞き、2回目はパイプが格納されている要塞でコンサートを聞き、音を聞きながら徒歩で要塞の下までおりて下から再度音楽を聴きました。

オルガンコンサートは、要塞への入場料チケット料金に含まれていますので、余裕をもって午前中に要塞に行くのをお勧めします。

季節ごとのイベントと要塞内のクリスマスマーケット

クーフシュタイン要塞内のクリスマスマーケット
クーフシュタイン要塞内のクリスマスマーケットへ ©haneusagi.com

クーフシュタイン要塞では、一年を通じてさまざまなイベントが開催され、訪れる時期によって異なる魅力を楽しむことができます。

特に注目なのが、冬に行われる週末のみ開催のクリスマスマーケット。

要塞内の歴史的な空間に広がるマーケットは、地元の手作り雑貨やアルプス地方の特産品が並び、ホットワイン(グリューワイン)や伝統的なスイーツを味わうことができます。

場所は、要塞内なのでチケットが必要で、要塞内のアリーナでクリスマスマーケットが開催されます。

マーケットは美しいイルミネーションで彩られ、流れるん学の中、幻想的な雰囲気の中で特別な時間を楽しめます。

さらに、夏には中世の雰囲気を再現した騎士のトーナメントやマーケットが開催され、ガイド付きツアーでは秘密のトンネルや地下通路の探検も体験可能。

四季を通じて、要塞は歴史と文化の中心地として観光客を楽しませてくれます。

クーフシュタイン要塞の入場時間とチケット料金

クーフシュタイン要塞のケーブルカーからの眺め
クーフシュタイン要塞のケーブルカーからの眺め ©haneusagicom

クーフシュタイン要塞の入場時間とチケット料金は、季節やイベントにより変動します。

営業時間祝日も営業)※2024年12月情報

  • 夏季 2024:2024年3月23日~11月2日(毎日 10:00~17:00、最終入場16:00)
  • 冬季 2024/2025:2024年11月3日~2025年4月11日(毎日 10:00~17:00、最終入場16:00)

入場料金

カテゴリ夏季 2024冬季 2024/2025
大人(18歳以上)€14,00€13,50
子供(6~17歳)€8,00€7,50
学生(18~25歳)€8,00€7,50
家族(大人2人+子供1人)€29,50€28,50
追加の子供(最大4人)€1,50€1,50
グループ(10人以上、1人あたり)€12,50€12,00
学校団体(教師同伴、生徒1人)€5,50€5,50

料金に含まれる内容

  1. パノラマケーブルカーの往復乗車
  2. 個人見学(博物館:11月~4月は閉館)
  3. 旧州立刑務所内の博物館
  4. 英雄のオルガン「Heldenorgel」とコンサート
  5. 特別展「カイザー・マクシミリアンとクーフシュタイン要塞」
  6. 屋外エリア全体の見学(井戸、岩の通路、ハーブガーデン、砲台コレクション)
  7. スマートフォン向けオーディオガイドアプリ(iOS/Android対応)
  8. 要塞内無料Wi-Fi

最新の情報は、公式ウェブサイトや現地の観光案内所での確認してください。

チケットはクレジットカードでも支払いOKです。

繰り返しになりますが、要塞内ではパイプオルガンのミニコンサートは正午に行われるので、時間を合わせて訪問しましょう!

ちなみに、ケーブルカーの収容人数は少なく、1台1レーンしかないので、待ち時間が長めです。

通路が整備されているので、徒歩でも容易に上まで登ることができますが、訪問の際は、季節や天候に応じた服装を心掛け、快適な観光をお楽しみください(冬はケーブルカーの待ち時間が長いと寒いです)!

歴史地区の散策:カフェとショップ巡り(Kufstein Altstadt: Cafes and shopping)

クリスマス前の冬のデコレーションで飾られたあるカフェバーの店内。クーフシュタイン
クリスマス前の冬のデコレーションで飾られたカフェバー ©haneusagi.com

クーフシュタイン旧市街(Altstadt)は、風情あるエリアですが、コンパクトなので多くの観光ハイライトは徒歩で楽しむことができます。

中世の建築様式がそのまま残る歴史を感じる建物が散在しています。

特に、夏などの天気の良い日には、イン川沿いを歩きながら景色を楽しむのはおすすめ。

人気のカフェは、マリエン噴水(Marienbrunnen)の近くにいくつか点在していますので、以下、厳選しておススメをご紹介します。

Inncafe Kufstein(インカフェ・クーフシュタイン)

参照:Inncafe ホームページ

Inncafe Kufsteinは、クーフシュタインの中心部に位置し、美しいイン川沿いのロケーションが人気のカフェです。

川の眺めを楽しめるテラス席があり、夏を中心に晴れた日にはゆったりとした時間を過ごすのに最適なスポットです。

店内はアットホームで温かみのある雰囲気があり、地元の人々や観光客の間で親しまれています。

実際に私が行った時は、地元民ばかり!みなさん、遅めのランチやケーキを注文し、おしゃべりを楽しんでいました♪

カフェでは、伝統的なオーストリアのスイーツやペストリーに加え、軽食やコーヒーなどの豊富なメニューを提供しています。

特にケーキ類は評判が良く、観光の合間に立ち寄るのにぴったりです。

実際に、ショーケースには美味しそうなケーキが沢山並んでいました。

私は、ランチを逃してしまった時間帯だったので、パンケーキスープを注文。

アツアツのスープが運ばれてきたので、冬の街歩きにも適したお店です。

また、クーフシュタイン要塞や町の中心部からアクセスしやすく、さらに、クーフシュタインの鉄道駅からもアクセス良好!

とても便利な場所にお店があるのもポイントが高いです。

夏にはイン川の景色を楽しみながらテラス席で過ごし、冬には暖かいドリンクを片手にくつろぐなど、季節ごとの楽しみ方ができるのも魅力です。

ひとつだけ注意点としては、支払は現金のみしか受け付けてもらえませんでした。カフェに行く際には、手持ちのキャッシュを確認しましょう!

クーフシュタイン観光の際には、ぜひ訪れてみたいカフェの一つです。

  • インカフェのホームページはこちら

Liebelei(リーベライ)

クーフシュタインにあるおしゃれで人気のカフェ&レストランLiebelei
参照:Liebelei公式Facebookページ

Liebeleiは、クーフシュタインにあるおしゃれで人気のカフェ&レストランです。

モダンでスタイリッシュなインテリアが特徴で、明るく開放的な空間が広がり、地元の人々や観光客に親しまれています。

また、洗練された雰囲気は写真映えするスポットとしても評判のようです。

メニューには、地元産の新鮮な食材を使った料理やデザートが揃い、朝食からランチ、ディナーまで提供しています。

特に、ヘルシー志向の料理やベジタリアン向けのメニューも充実しており、健康に気を使っている方にもおススメ。

そして、抹茶ラテやチャイラテもあります❤

ただし、例えば、フラットラテは5.20ユーロと安くはありません。

ロケーションもマリエン噴水から近く、街の中心部に位置しているので、観光の途中に立ち寄るのに便利なロケーションです。

さらに、季節ごとに特別メニューが提供されることもあり、フレンドリーなスタッフにも評判が良いです。

Buch-Café im Lippott Haus(ブーフ・カフェ・リポットハウス)

ブックカフェ・クーフシュタイン
参照:Buch cafeホームページ

Buch-Café im Lippott Hausは、マリエン噴水からすぐ近くのユニークなカフェで、読書好きや静かな空間を好む人々に特におすすめの場所です。

Buch(ブーフ)というのは、ドイツ語で本を意味します。英語Bookと似ていますね!

このカフェは、歴史的なLippott Haus(リッポットハウス)の一角に位置しており、本とコーヒーを組み合わせた特別な体験を提供しています。

店名は、クーフシュタインの老舗リポット家が1869年に1階に書籍と文房具の店を開いたことに由来しています。

店内は、クラシックな雰囲気とモダンなデザインが調和した居心地の良い空間で、壁にはたくさんの本が並び、自由に手に取って読むことができます。

静かな環境で本を読みながらリラックスしたい方には絶好の場所!

通りを歩いていると12月だと言うのに外のテラス席で本を読みながらコーヒーを飲んでいる人も見かけました。

メニューには、香り豊かなコーヒーや紅茶、地元の食材を使ったスイーツや軽食が揃っています。

特に、オーストリアの伝統的なペストリーを味わいながら読書を楽しむのは、ここでの醍醐味です。

また、地元のアーティストや作家によるイベントやサイン会が開催されることもあり、文化的な交流の場としても知られています。

リポットハウス・カフェのサイトから、店内の写真やメニューをご覧いただけます。

Café Franz Josef im Auracher Löchl(カフェ・フランツ・ヨーゼフ)

クーフシュタインの歴史的なホテル「Auracher Löchl」に併設されたCafé Franz Josef
参照:カフェ・フランツ・ヨーゼフのホームページより

Café Franz Josef im Auracher Löchlは、クーフシュタインの歴史的なホテル「Auracher Löchl」に併設された、少し高級感のある落ち着いたカフェです。

クラシカルな内装と温かみのある雰囲気が魅力で、特別な時間を過ごしたい方にぴったりのスポットです。

また、このカフェは、ロケーションも最高。

店内には木を基調としたインテリアが広がり、窓からはイン川の景色を楽しむことができます。

高級感が漂う空間ではありますが、観光途中にリラックスして一息つくのにも適しており、気軽に立ち寄ることができます。

メニューには、オーストリアの伝統的なスイーツや軽食が揃い、特に「アプフェルシュトゥルーデル(Apfelstrudel)」など定番のスイーツが人気です。

Café Franz Josefは、歴史ある空間で伝統の味を楽しめる特別な場所です。クーフシュタイン観光の合間に、少し贅沢な休憩を楽しみたい時におすすめのカフェです。

Restaurant Café Promenade(カフェ・レストラン・プロメナーデ)

クーフシュタインのイン川沿いに位置するレストラン&カフェのRestaurant Café Promenade
参照:https://www.genuss-am-fluss-kufstein.at/restaurant-kufstein-zentrum-altstadt.html

Restaurant Café Promenadeは、クーフシュタインのイン川沿いに位置するレストラン&カフェで、地元の雰囲気を感じながらリラックスできる人気のお店です。

オーストリアの伝統的な郷土料理を中心に提供しており、すべて新鮮な地元の食材を使った自家製の料理が特徴です。

カプチーノは、1杯4.10ユーロ

特に人気のメニューには、地元特産の素材を活かしたメインディッシュやパスタ、伝統的なスイーツがあります。

オーナーやスタッフは非常に親切で、初めての訪問でも歓迎されていると感じられるでしょう。

イン川を眺めながらのんびりと過ごせるテラス席もあり、特に暖かい季節にはおすすめです。

観光の合間に休憩を取ったり、家族や友人と食事を楽しむのにぴったりのスポットです。

Restaurant Café Promenadeは、美味しい料理と温かい雰囲気、そして素晴らしいサービスを兼ね備えた、クーフシュタインでぜひ訪れてみたい場所の一つです。

Park Eleven Kufstein(パーク・イレブン・クーフシュタイン)

Cafe eleven Kufstein
Foto: Nimpfhochgeladen von Christiane Nimpf

Park Eleven Kufsteinは、クーフシュタインにあるスタイリッシュでモダンなカフェ&レストランで、地元の人々や観光客に人気のスポットです。

朝食からランチ、ディナー、お酒だけのバーまで幅広いメニューを提供しており、美味しいコーヒーやスイーツも楽しむことができます。

特に冬の期間には、敷地内に設置されたスキーリフトのゴンドラの中で食事が楽しめる「ゴンドラフォンデュ」がとてもユニーク!

初めて見た時に「何が起こってるんだ!?」と思いました。最大6名までスキーゴンドラのなかでチーズフォンデュを食べている人たちを見て笑ってしまいました♪

この「ゴンドラフォンデュ」は、冬の特定期間にだけ提供されるユニークな体験で、暖かく装飾されたゴンドラの中でプライベートな時間を過ごしながら、地元産のチーズをたっぷり使った本格的なフォンデュを楽しむことができます。

パンや野菜、新鮮な地元食材をフォンデュにつける贅沢な食事に加え、夜には美しいイルミネーションがロマンチックな雰囲気を演出するので、カップルに最適!と思いきや、友人同士や家族でワイワイしている人たちであふれていました(笑)

この特別な指定席は期間限定かつ事前予約が必須で、訪問客の間で非常に人気が高いです。

2024年は、12月30日までゴンドラを予約できます。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

ちょっとカフェ休憩したい場合、日中の店内はモダンで明るく、リラックスした雰囲気が魅力的です。

市民公園のすぐ横に位置しているので、自然光が差し込む開放的な空間や季節に応じたテラス席では、地元産の食材を活かしたシーズナルメニューやヘルシー志向の料理も楽しめます。

スタッフはフレンドリーでサービスの質が高く、家族連れや友人との集まり、特別な日の食事にも最適です。

Park Eleven Kufsteinは、美味しい料理と快適な空間、そして冬だけの特別な「ゴンドラフォンデュ」が楽しめる、クーフシュタインで一度は訪れてみたいカフェ&レストランです。

事実、人気過ぎて満席だったので、次回リベンジがあれば行きたいです!

歴史地区の散策:石畳の街並みを歩く!Römerhofgasseの魅力

クーフシュタイン観光に欠かせないRömerhofgasse(レーマーホーフガッセ)
中世の雰囲気が残るクーフシュタインのレーマーホーフガッセ ©haneusagi.com

旧市街の川沿いに位置する「Römerhofgasse(レーマーホーフガッセ)」は、クーフシュタインを訪れるならぜひ立ち寄りたいスポットです。

この通りは、メルヘンいっぱいのカラフルな壁画で彩られた建物が立ち並び、まるで中世にタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえます。

狭い通り全体が石畳で覆われているので、足を踏み入れるだけで歴史を感じられる特別な場所なので、クーフシュタイン観光では絶対行ってみたい場所です。

フォトジェニックなスポットが多く、観光客にも地元の人にも人気のあるエリアです。

レーマーホーフガッセにある歴史的な建物はメルヘン100%
歴史を感じるかわいい建物 ©haneusagi.com

また、Römerhofgasse沿いには、個性豊かなカフェが点在しており、観光中の休憩にぴったりです。

オーストリア伝統のお菓子を楽しめるカフェや、地元のコーヒーを提供するこぢんまりとしたカフェが並びます。

歴史的な雰囲気に包まれながら、夏は外のテラス席でゆっくりとした時間を過ごすのもおすすめです。

さらに、Römerhofgasseには、地元の職人が手がけた伝統的な工芸品やユニークなお土産が見つかるショップが軒を連ねています。

木彫りの雑貨やハンドメイドアクセサリー、アルプスの自然から作られたハーブ製品、伝統的な民族衣装のお店など、他では手に入らない特別な一品を探すことができます。

また、私が行ったクリスマスシーズンでは、レストランの手前で自家製グリューワインを販売しており、街歩きしていた観光客や地元の方々が暖かいグリューワインを飲みながらおしゃべりしていて、ほっこりする光景でした。

クーフシュタインの名物料理とNo1おススメレストラン

美味しいドイツビールが飲めるレストラン
オーストリアだけどミュンヘンのホーフブロイハウスの生ビール ©haneusagi.com

オーストリア料理の魅力もクーフシュタイン観光の楽しみの一つです。

地元のレストランでは、シュニッツェルをはじめ、地元の新鮮なお肉やチーズなどを使った料理を味わうことができます。

また、地ビールやオーストリア産のワインと一緒に楽しむことで、さらに食事の満足度がアップしますよ。

クーフシュタインでおススメのレストラン「Restaurant Purlepaus」

クーフシュタインの中心広場、Unterer Stadtplatzに位置する「Restaurant Purlepaus」は、中世の雰囲気が漂う魅力的なレストランです。

外観から内装まで歴史的な建物の美しさが活かされており、木の装飾と柔らかな照明が心地よい空間を演出しています。

メニューにはオーストリアの伝統的な料理が豊富に揃い、シュニッツェルやターフェルシュピッツといった定番メニューから、地元産の食材を使った季節限定の料理まで楽しむことができます。

夫が何度か行ったことがあり、またこのレストランへ行きたい!というので行きました。

ウィーン風の仔牛のシュニッツェル
夫の大好物「仔牛のシュニッツェル」©haneusagi.com

夫は、大好きなウィンナーシュニッツェル(仔牛を使用)を注文、私は海老がゴロゴロ乗っかったサラダを注文。

生ビールもとてもおいしく、シュニッツェルにうるさい夫もかなり満足(外側はサクッと中はジューシー)して「おいしい」を連発していました。

ジャンボエビのヘルシーサラダ
大きくてぷりぷりの海老がたくさん乗ったサラダ ©haneusagi.com

レストランはカジュアルな雰囲気で、家族連れやグループでも気軽に訪れることができるのが魅力です。

実際に私たちが行った日は、週末という事もあり沢山の家族連れ、グループの方々がいらっしゃいました!

特にデザートは評判が良く、オーストリア名物のアプフェルシュトゥルーデルや、パフェのような物など、地元ならではの甘い一品を味わうことができます。

周囲の方々も、サクッと来店してデザートだけ食べていた人もいました!

飲み物や食事の提供の速さや、ウエイトレスさんのサービスも良かったので、クーフシュタインの観光中に、ぜひ訪れてみたいおすすめのレストランです。

人気のレストランなので、グループで行く時や、イベントと重なる場合(このクルンプスパレードの日など)は、事前に予約しましょう。

クーフシュタインでおススメのレストラン「Restaurant Purlepaus」の名前の由来

ちなみに、このレストランの名前が少し変わっているので、調べてみたところ、「Purlepaus」という名前の大砲に由来しているとのこと。

1504年、神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世(オーストリア大公ハプスブルク家6人目のローマ王)は、クーフシュタイン要塞を巡る遺産争いでバイエルン司令官ハンス・フォン・ピエンツェナウと対立し、皇帝は巨大な大砲「Purlepaus」と「Weckauf」をイン川経由で運び、最大150kgの砲弾で要塞を破壊しました。

マクシミリアン1世は、ピエンツェナウの降伏も容赦せず、彼と防衛者たちを処刑し、その後、町と要塞は再建され、強化されたということです。

レストランは、クーフシュタイン要塞へ続く道の角に位置しているので、興味深い名前が印象に残りますね。

お店のホームページはこちらからご覧いただけます。メニューも載っています。

自然を満喫!周辺のハイキングとサイクリングコース

アルプスに囲まれたクーフシュタインは、自然アクティビティの宝庫でもあります。

初心者から経験者まで楽しめるハイキングコースが数多くあり、特に「カイザー山脈(Kaisergebirge)」は人気のエリアです。

また、自転車で川沿いや山道を巡るサイクリングコースも整備されており、自然と触れ合いながらのんびりと過ごすことができます。

カイザー山脈に関する観光情報は、こちらのサイトが参考になります。

また、クーフシュタイン周辺のハイキングコースに関してはこちらのサイトも参考になります。

季節ごとのイベントと魅力

クーフシュタインでは、一年を通して多彩なイベントが開催されます。

冬にはクリスマスマーケットやクランプスパレード、夏には伝統音楽のフェスティバルやアウトドアイベントが人気です。

訪れる季節によって町の雰囲気が大きく変わるので、時期に合わせた観光プランを立てるのがおすすめです。

クルンプスパレードに関する記事は以下を読んでみてくださいね!

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