今年のCESでの発表されそうなNVIDIA(エヌビディア)の次世代GPU「GeForce RTX 5090」。
噂が飛び交い、情報がかなり明らかになっているのですが、スペック以外に注目されるのが価格です。噂通りであれば、RTX 5080やハイエンドモデルのRTX 5090は、かなりの出費を覚悟しないといけないようで、RTX 5090は、RTX 4090の発売時の価格よりも40%も高くなりそうです。
とにかく高くなる
NVIDIAの公式発表はまだのため実際の価格はわかりませんが、とにかく非常に高額になることが示唆されています。
過去にX上でのリーク情報の正確さで定評のある@wnxod氏が投稿した内容では、中国元で表記されたRTX 5090とRTX 5080の価格の画像が確認できます。
@momomo_uspic.twitter.com/iHt1qpxIbr
— Алексей (@wxnod) December 28, 2024
それぞれ18,999元と9,999元で販売...ということは、RTX 5090は約39万8979円(18,999元)、RTX 5080は約20万9979円(9,999元)の価格ですね。ちなみに、現行モデルとなったRTX4090の登場時の価格は30万円弱でした。
この価格はあくまでも噂情報であり、実際には関税や消費税が国によって異なるので、このまま鵜呑みにするものではありませんが、とにかく高くなることだけはよくわかった…。
これから販売されるだろう、ハイエンドのNVIDIA GPUを搭載するノートPCの価格を想像するだけで恐ろしい気持ちになりますね…。GPUだけで40万ですからね。
スペック面はどうなる?
スペック面の噂では、RTX 5090は32GBのGDDR7メモリを搭載し、さらに2万1760基のFP32 CUDAコアを備えているらしく、これは前世代より5,000基多い数になります。一方、RTX 5080はAda Lovelaceシリーズの対応モデルと比較して、少しだけ性能が向上していて、16GBのVRAMと1,024基多いCUDAコアを搭載するという噂です。
特にRTX 5090は、グラフィックやゲーミングだけでなく、AIプロセスへの対応を重視した設計のようです。VRAMの容量はAI処理において特に重要な役割を果たします。
WCCFTechによれば、5060や5060 Tiは控えめな仕様になりそう。RTX 5060は8GBのVRAMしか搭載されないとされており、5060 Tiでは16GB。RTX 5070も同じ容量になりそうです。
GPUのハイエンド市場においては、NVIDIA一強状態ですが、噂によれば、AMDも2025年1月にRX 8000シリーズの情報を公開する予定らしいですね。
いずれにせよ、米国で1月6日から開催されるCES 2025でいろいろ発表されるはず。1月6日に、NVIDIAの基調講演も行われる予定です。