OpenAIが新しい画像生成AI「DALL·E 3」を近々公開すると発表しました。
このDALL·E 3、ChatGPT上で使えるそう。こんな風に。
also, the video we made for dalle 3 is SO CUTE: pic.twitter.com/k1FOFTOsU5
— Sam Altman (@sama) September 20, 2023
つまりはChatGPT上で画像も作れるようになるってことです。
入力した文章を細かく読み取って、ユーザーが望んでいる画像を作ってくれるらしいです。
OpenAIはDALL·E 2という画像生成AIを公開していて、DALL·E 3はそのアップグレード版なんですが、とりあえず「劇的な改善がある」としています。実際どうなんでしょう?
ホントに「劇的に改善」されてないと困る
ここで重要なのは、AIによる画像生成はStable DiffusionやBing AIなどを使えば無料で行なえるという点です(前者はGoogle Colabやら高性能GPU搭載PCが要りますけど)。
ChatGPTで利用できるとしていますが、月額20ドル(日本円だと3,000円ほど)のChatGPT Plusまたは企業向けのChatGPT Entrepriseユーザー限定です。
なので、DALL·E 2だけでなく、ほかの画像生成AIと比べてどれくらい描けるのか? またどれくらい高速で描けるのか? はとても気になるところです(AI画像生成は結局「いい絵がどれくらい速く出てくるか」です)。
一応、画像生成しかできないAIと比べると、テキスト生成もできるというメリットがありますが、実はBing AIがもう両方無料で提供してるんですよね。
そんなわけで、DALL·E 3がどれくらいしっくりくる綺麗な画像を作ってくれるかは大いに気になります。いい感じなら逆に相当強いと思います。高めだけど未だ最強の推論性能をもったGPT-4で文書作成も検索も画像生成もこなせる強力な定額サービスになりますから。