移動時間や休憩時間って音楽を聴いたり、動画を楽しむことが多いんですが、そのときに欠かせないアイテムがイヤホン。
ふだんはApple(アップル)AirPods Proを愛用しているわけなんですけど、ワイヤレスヘッドホンも1つ欲しいなとずっと思ってたんです。イヤホンよりもさらに没入感が高そうだし、ヘッドホンで聴いているとおしゃれ感もアップしそうだなと…。
洗練されたデザイン
いろいろ悩んでゲットしたヘッドホンがSUDIO(スーディオ)K2。カラーは定番のブラックではなく、パールホワイトに。
ヘッドホンと言っても、高級モデルからコスパ重視モデルまでさまざまなタイプがあって、選ぶのもなかなか大変。これまで手に入れたイヤホン&ヘッドホンで最も奮発したのがAirPods Proだったので、今回はコストパフォーマンス重視で選びました。
SUDIO K2の第一印象は、とにかくデザインが洗練されていておしゃれだなと。デザイン性の良さは選ぶときの重要ポイントだったので、そこは難なくクリアです。光沢感のあるパールホワイトの仕上げは、チープに見えがちな白と違い、どこか高級感が漂ってて良い感じ。車のカラーでもパールが入ると高級感が出るのと同じですね。そして北欧系の洗練されたデザインは、どんなシーンでもスタイリッシュに使えそうです。
ヘッドバンド部分やイヤーカップには柔らかい素材が使われており、見た目だけでなく触感もGOOD。さらに重量は245gと非常に軽量で、長時間の使用でも負担を感じさせません。デザイン性だけでもK2は十分魅力的なヘッドホンだと思います。
クリアな音質&ANC機能
また、SUDIO K2にはアクティブノイズキャンセリング機能(オン/オフ可)が備わっていて、周囲の雑音が気になる場所でも外部の騒音を効果的に遮断してくれます。ただ、ノイズキャンセリングの効き具合は、「AirPods Pro」の方がよく効く感じはします。なので没入感という点では、少し物足りなく感じるかもしれません。
逆にいうと、ある程度周囲の気配は感じ取ることができるので、リスクという面では自分はプラスに捉えてます。周囲の音が聴こえなさすぎて、怖い思いをした苦い経験があるのでなおさらです。
もう少しコンパクトにできれば…
総合的に満足しているSUDIO K2ですが、不満なところがないわけではありません。
ヘッドホンって装着しないときはバッグに入れて持ち運ぶことが多いんですが、これがなかなかかさ張るサイズなんですよね。ワイヤレスではないけど別メーカーのヘッドホンを所有していて、そちらはかなりコンパクトに。それと比べちゃうと、SUDIO K2は結構大きめです。それなりに容量のあるバッグじゃないと収まらないので、もう少しコンパクトになってくれたらと思いました。
それと収納ケースも巾着タイプではなく、ハードタイプだとうれしいですね。収納時や運搬時にヘッドホンが傷む不安がなくなるので。
もう1つは、電源を入れる度にANCを有効(電源ボタン2秒長押し)にする必要があるところも改善してほしいですね。
ANCを有効にするには、「電源オン→ANCオン」の2ステップが必要になるので少々面倒です。慣れるまではANCオフのままだった…なんてこともあったので、有効にしたら設定が引き継がれるようにしてほしいです。
タッチパネルでスムーズな操作
SUDIO K2はタッチパネルで直感的な操作を可能にしています。この機能かなり便利。
ヘッドホンの右側を指でタッチすることで、再生/停止や早送り/巻戻し、通話開始/停止などさまざまな操作が可能です。ボタンタイプだと探したり、操作を間違えたりしてたので、スムーズに操作できるタッチパネルはほんと便利。ただ、これも欠点がないわけではなく、右側を触っただけで反応してしまうことがあるので少し慣れが必要です。
SUDIO K2 は、デザイン性、音質、操作性において総合的に満足度の高いワイヤレスヘッドホンだと感じます。一部改善ポイントはあるものの、コストパフォーマンスは非常に高く、購入候補に入る実力は十分。ヘッドホンをお探しの方は候補に入れてみてはどうでしょうか。
Photo: covacova.
Source: SUDIO