大きな目玉おやじではありません。
今や名前を聞かない日はない、ドローン。その姿といえば、翼とプロペラがついた小型の飛行機を思い浮かべますよね。しかし、そんな既成概念を覆すような形のドローンが登場しましたよ。
スイスのAEROTAINという企業が開発した、バルーン型のドローン。名前は「Skye」です。
直径はおよそ3m。フワフワと浮いているのは、内部がヘリウムガスで満たされているため。周囲には小さなプロペラがつけられているので、コントロールも可能です。英国の人気バンド、MUSEがライブのセットに似たようなドローンを使ったことがありました。そこからヒントを得たのかはわかりませんが、AEROTAIN社では、主に新しい広告媒体の1つとして定着させることを目標としているとのこと。通常のドローンと同じようにカメラの搭載も可能なため、活用シーンは多岐に渡りそうですね。
人が触っても安全なデザインにされているというこちらの商品。たしかに目立つことは間違いありませんので、イベント会場などで見られる日も遠くないかもしれません。
source: Aerotain via IEEE Spectrum
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)