今年の春で25周年を迎えたPhotoshop。画像の切り抜きや処理、駄作を名作に変える完璧な画像編集ソフトとして多くのクリエイターたちに愛されてきました。
しかし現在のCreative Cloudのエキスパートたちに元祖Photoshop 1.0を渡したら、いったいどこまで使いこなせるのでしょうか?あまりのひどさに笑いがこみ上げてくる クリエイターたちの奮闘っぷりが、CreativeLiveの企画として公開されています。
さて、現代に生きる敏腕デザイナーたちは、このソフトの歴史を遡る時間旅行に出かけます。Photoshop 1.0は、古いOSという条件を差し引けば、今の比べても極端に違う見た目ではなさそうですね。ツールバーは左端にあるし、カンバスは中央の前面に表示されています。
愛情いっぱいの表情で1.0との出会いを歓迎するデザイナーたち。しかし数分も触ってみると、当たり前の機能がまったく揃っていないことに気付き、目が泳ぎ始めます。たとえば「自動プレビュー」機能なんてモノはないので、画像処理後の変化を確認するにはわざわざプレビューボタンを押さなくてはいけません。また、今では基本機能といっても良いレイヤーはどこにも見当たりません。中には「NO! NONONONONO〜! 全然できないんですけど!」と叫ぶ人や、エラー音の連続に「すごい電子音楽が作れるんですね」とこぼす人も。
数十分かけてようやくこの体験を笑顔で乗り切ることができた皆さん。でも「今が1990年じゃなくてホッとした」というのが本音かもしれませんね。
source: PetaPixel
Darren Orf - Gizmodo REFRAME[原文]
(Rumi)