小さなブランケットにぐるぐる巻きにされて、くりっくりおめめとモフモフした頭をのぞかせるフクロウさん。やばい… なんですかこれは… ハートとろけるんですけど!!
じつはこれ、研究者や獣医さんがフクロウの体重を計るときに使われる一般的な方法なんだそうです。冒頭の写真は、ミネソタ大学にある猛禽類センター・クリニックのWebサイトに掲載されていたもの。こちらの診療所では、昨年秋に移住しようとして骨盤骨折してしまった北ヒメキンメフクロウの治療にあたっています。
獣医さんが動物の体重を計る理由はお医者さんが私たちの体重を計るのと同じで、健康状態をチェックしたり治療の経過観察をするため。でも、どうしてブランケットを使うのでしょうか?
下の動画でも分かるように、フクロウたちは怪我をしててもジタバタしてしまいます。このフクロウは羽を怪我しているのですが(あぅううう…)、それでも人間に捕まると思うと抵抗したくなるのでしょう。だから、何かでくるまないときちんと体重が計れないんですね。さらに、フクロウの羽は強く爪も鋭いので、獣医さんや自分自身を傷つけてしまう可能性もあるんです。
ちなみに、ノースカロライナ州ダーハムにある生命科学博物館(the Museum of Life and Science)の記事にもあるとおり、アメリカフクロウのように大型のフクロウも体重計速の際にはブランケットにくるまれています。
もちろん、タオルである必要はありません。体重計測ができれば箱でもコンテナでもいいんですが、今のところタオルにかなう方法はなさそうですね。圧倒的な可愛さ的に。
source: University of Minnesota and Museum of Life and Science via Twitter
Mario Aguilar - Gizmodo FACTUALLY[原文]
(Rumi)