この小さな丸の向こうにFBIの捜査官が?
ワシントン・ポストによると、FBIは任意のコンピューターのカメラをアクティベートして、カメラの前のユーザーを監視できる状態にあったようです。それもユーザーに動画記録中を知らせるライトをオンにせずに、ここ数年可能だったとか。ってことは、パソコンにカメラが付いてる人ならみんな、知らないうちにFBIから見られてた可能性があるってことですよね…。
FBIのOperational Technology部門の元次長、マーカス・トーマス氏がワシントン・ポストに語ったところでは、パソコンのカメラを通じた監視は「主に」テロ対策または犯罪捜査の「もっとも深刻」な場合に使われてたそうです。それでも、用途が限られてればOKってことでもないような気がするんです…。
ワシントン・ポストの記事では、FBIが爆破予告の容疑をかけた人物に対して行った捜査の詳細が書かれてます。そこでは、FBIがマルウェアを使っていかに容疑者の行動を監視しているかってこと、それは必ずしも全て計画通り行ってるわけでもないことがわかります。
自分には多分テロリスト容疑とかかけられてないと思うけど、それでもマジックミラーの部屋にいるみたいな感じで、気持ち悪いですね…。
[Washington Post、Image by Oleksiy&Tetyana under Creative Commons license]
Casey Chan(原文/miho)
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