ブレッドボードもいいけど、こっちのほうがもっと直感的に遊べるかも。
Arduinoをはじめとした電子工作機器をサポートしているスイッチサイエンス。大人も子供も、おねーさんもみんなでぴこぴこしよう!といったアイテムを多数取りそろえていましたよ。まずはこの「Electric Paint Pen」に注目。描いた線、模様、イラストがそのまま配線となる導通性のあるインクを使ったペンです。
紙に直接描けるので、ペーパクラフトの窓や目をLEDで光らせるといったワザも使いたい放題。基板同様立体的な配線をするにはどこかでジャンパさせる必要があるでしょうが、それも含めて回路を楽しく見せることができそうですよ。
「そんなことできるの!?」とびっくりしたのが「パラメトリックススピーカーキット」。極狭な指向性を持つ超音波スピーカーをアレイ状にぎっしりと並べたアイテムです。再生周波数帯域は人間の可聴範囲を超えるはずなのに、空気を伝わる際に波形がゆがんで音が聞こえるようになるんですって。科学すげー!
指向性の狭さも面白い。スポットライトのように、本当に、真正面に立たなければ音が聞こえないんですよ。商品としての人型ロボットは本格志向のものが多く、高価で誰しもが手を出せる品ではありません。そこで数万円という価格帯でありながら、各関節にサーボを仕込んだロボット「RAPIRO」の販売も計画中とか。
他にもハードウェア型ボーカロイドことヤマハのNSX-1を搭載したeVY1シールドなど、グッとくるアイテムがそろっていました!
[スイッチサイエンス、Maker Faire Tokyo 2013]
(武者良太)