Kinectがスパイに? どんな人が何人で画面見てるか検知する技術、マイクロソフトが特許申請中

  • author 福田ミホ
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Kinectがスパイに? どんな人が何人で画面見てるか検知する技術、マイクロソフトが特許申請中

見てる。見られてる。

Kinectってすごく楽しいです。Kinect使ってDance Central 3で踊るのとか、最高です。でも新たに見つかった特許によると、Kinectには隠されたミッションがあるのかもしれません。

マイクロソフトが2011年に申請した特許に、「ユーザー視認によるコンテンツ配信制限(Content Distribution Regulation by Viewing User)」なるものがあることが判明しました。その技術では、Kinectのカメラで部屋にいる人の人数をカウントし、場合によってはそれが誰なのかも特定できてしまいます。この「利用者検知機(Consumer Detector)」で検知した人数はそこで視聴されていたコンテンツのライセンスフィーの請求に使われ、フィーを支払った人数以上の人が検知された場合、再生を停止することだって可能です。

さらにこのシステムでは検知した人の年齢までチェックできて、その人が成人向けコンテンツの対象年齢に達していないと判断した場合、それをブロックすることも可能です。

いつか、友だちの家で映画見るのにいちいちお金払ったり、童顔の友だちが混ざってるとある種の映画が見られなかったり、なんてことが起こるんでしょうか? こういうこと考えてるのがマイクロソフトだけなら、Kinect使わなきゃいいってだけなんですが...。

[USPTO via Geekwire via BetaBeat]

Image : Thinkstock/Getty Images

Leslie Horn(原文/miho)