なんだか賛否両論入り乱れてもいるみたい...
飛行機に乗ると流れてくるあのお決まりのアナウンス「離着陸時には携帯電話を始め、あらゆる電子機器の電源をお切りください」って、そもそもどれほど電子機器の利用が本当に航空機の安全運航の妨げになるのかという問題は別にしまして、なんとなく守られていない場合も少なくないように感じるのは気のせいでしょうか?
すでにこの問題をめぐっては乗客の中にも複雑な感情があるようでして、きちんと守ろうとしない人たちを見ていら立ってしまうケースも多いみたいですね。で、ついに事件が起きちゃいましたよ。ラスベガス発のフライトでフライトアテンダントからの要請も無視してiPhoneを使い続けている15歳の少年を見かねた68歳の男性のラッセルさんは「おい、お前、いいかげんにせんか!」と鉄拳制裁。アザが残るほど殴り倒して機内で大騒動になり、着陸後に速攻で逮捕されちゃいましたとさ。
ただし、この事件の現場に居合わせた他の乗客の間でも、今回のケースにはいろいろな感想が飛び交っているようです。もちろん手を出したラッセルさんの暴力行為は決して褒められるべきものではないけれど、じゃぁ、機内でアナウンスに従おうともしない少年はお咎めなしでいいの? この少年だって、本当に携帯電話を切らずに運航すると危険なのならば飛行機になんか乗せるべきではないでしょう? そんな意見も多数出てきてるみたいですね。
なにはともあれ楽しい空の旅にするためにも、機内では喧嘩なんかせずにマナーを守って飛行機に乗るのが一番でしょうね〜
Kat Hannaford(米版/湯木進悟)