マイノリティ・リポートの広告看板を覚えてますか?
その広告の前に立つと、その人を認識して最適化した広告を表示してくれるものです。それが首都圏では、駅デジタルサイネージプロジェク卜として、実験的に導入されています。
首都圏の鉄道会社の協力を得て、6月21日から開始した「顔認識システムを活用した効果測定(オーディエンストラッキング調査)」というプロジェクトで、約1年間実験されます。
電子広告看板の前面についているカメラで、看板を見た通行人の服装から性別を判断。そして、たとえそれをチラ見だったとしても、約1秒で「この女の子はハローキティーが好きそうだな」とか「このオジサンは若い子が好きだろう」と判断して、広告を表示する仕組みだそうです。
こんなマイノリティ・リポートの電子広告看板が真っ先に浮かびますが、首都圏の駅がこんな風になる日も遠くはないのかもしれませんよ。ま、もしこれが実現してもフィルタリングサービスが必要になるとおもいますが...。
参考:首都圏鉄道各社、モバイル通信利用のデジタルサイネージ実験 - ケータイ Watch
参考:駅デジタルサイネージネットワーク - 首都圏の駅をつなぐデジタルメディア
Casey Chan(原文/遠藤充)