Windows 7は、あなたにインストールして欲しくてやきもきしているよ。
完成版のリリースは、もう少し先だけど、今なら誰でもRC版をダウンロード可能。そこで、インストールの前に知っておくべき10の事柄をここで紹介するよ。
1. それはどこで手に入るの?ずばり、本家本元のマイクロソフトのサイトだ!なんのひねりもない。
おっと、手が離せない仕事があるなら、慌てなくても大丈夫だよ。ダウンロードは7月まで大丈夫だからね。ダウンロードしたものをDVDに焼くかUSBメモリーにコピーすればOK。BIOSであらかじめ、ブートの順序を確認しておくのを忘れないように。
まだまだ、続くよ。
2. 俺のマシンでも大丈夫?ビスタが出た当時に比べると、環境の制約は少ないと思うよ。僕のネットブックでも動いてるからね。
システム要件は
・CPUは1 GHz 以上(32bit、64bit共)
・メモリーは1GB以上(32bit)、64bit版は2GB以上
・ハードディスクは、32bit版が16GB以上で、64bit版が20GB以上
・グラフィックはWDDM1.0以上でDirectX 9に対応していること
今なら、そんなに厳しい条件じゃないよね。3. 俺のWindowsからでも、アップグレードできる?現在使ってるマシンがVISTAなら余裕。一番簡単。他のバージョンならちょっと面倒になる可能性もある。XPやそれ以前のバージョンがインストールされてるマシンなら、素の環境から入れた方が速い場合もあるかもね。
4. RC版をインストールして危なくない?製品版にかなり近い状態にあるという意味では、安全。「製品版でもMSは信用ならん」と、思ってるならば、もちろん製品版よりは危ないよ。
でも、7は全く新規に開発されたというよりは、VISTAの改良版という意味合いも強いし、互換性にもかなり気を使ってるので、大丈夫じゃないかな。
ただし!インストールする前にはバックアップは忘れないでね。元の環境に戻せるかも考えて。それって、危険とかそういう以前に常識だからね。5. どのくらいの期間使えるの?基本的な有効期限は2010年の6月1日まで。ただし、2010年の3月1日以降は、2時間おきにシャットダウンされる。2時間おきにシャットダウンなんて、エキサイティングな仕様だよね。ライフハッカーの連中もタイマーいらずになって、喜びそうだよ。
6. RC版って、ベータ版より良くなってるの?おいおい、良くなってるに決まってるだろう。XPがVISTAになったみたいに。
まあ、微妙なジョークは置いておくとして、Aero Peekはかなり良くなってるね。ショットカットキーの動作もよりわかりやすくなった。直感的に操作できるようになったよ。
7. XPモードってなに?Windows 7の秘密の新機能の本命は、XPモードかもしれない。Windows 7の上でネイティブなIE8とXPモードのIE6を並べて使うなんて、酔狂な使い方も可能だ。実際、ミッションクリティカルな企業ユーザーにとっては互換性というものは、かなり重要だろう。
よって、XPモードが搭載されるバージョンはProfessional、Enterprise、Ultimateの各バージョンに限られる。RC版はUltimateが提供されるので、利用可能だ。
ただし、XPモードでは、ゲームのような動きの激しいものは、あまり期待しない方がいいかもしれない。
8. Windows 7の開発チームって、ちょっといかれてるの?この壁紙を見る限り、イエス。
9. 既知のトラブルってなにかある?僕個人の環境の問題かもしれないけど、XPモードでゲームをやったときに、オーディオ関係でうまくいかないことがあったね。スリープからの復帰でもたまにグラフィックがぐらぐらすることがあったね。たまに、タスクバーの動きが変になったり。ただし、致命的な問題は、今のところないし、RC版だと割り切れば、細かいことだよ。この些細なトラブルも製品版にフィードバックされると思えばね。
10. トラブル覚悟でなんでインストールしなきゃいけないの?簡単に言えば、Windows 7を経験して欲しいからだね。VISTAに、怒り、恐れ、無関心といった気持ちを持っていたとしても、Windows 7はすばらしい経験になるはずだよ。
もう、ユーザーインターフェースだって格段に進化してるし、面倒な何種類ものコーデックをダウンロードするような作業も必要ない。ケーブルをつないで、インストールして、「はい、おしまい」という感じ。そして、なにより、マイクロソフトの次期主要OSだからね。避けて通るより、一度は試さなきゃね。
matt buchanan(原文/聖幸)
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