寒気が身に染みる今日このごろ。キャンプや登山などのアウトドアは、春までお休みするいう方も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが、しばらく使わないアイテムの保管方法。
衣類やシューズ、テントやタープなど、さまざまな製品に使われているポリウレタンは湿気に弱いため、湿度の高い状態で保管すると経年劣化が早くなってしまうことがあるんです。とはいえ、理想的な保管場所をつくるのはなかなかむずかしいですよね。
経年劣化をおさえてくれる収納袋
そんな悩みを解決してくれたのが、この「ドライストレージバッグ」。
アウトドアで有名なモンベルから発売されている長期保管に特化した収納袋です。
使い方はとってもシンプル。
「ドライストレージバッグ」に経年劣化を抑えたいアイテムと付属の乾燥剤を入れ、手で押さえながら空気を抜いていきます。
あとは、ジッパーをスライドさせて密閉し、湿度が高くならない場所で直射日光をさけて保管しておくだけ。
ふとん圧縮袋のような見た目ですが、酸素透過度の極めて低い独自のフィルムとジッパーが使われているため、中身を湿気からしっかり守ってくれるんです。
耐久性も高いので、何度もくり返し使用することができますよ。
7倍の吸湿性
付属の乾燥剤が強力なのも大きな特徴。
一般的なシリカゲルの約7倍の吸湿性をもつ無水塩化カルシウムを使用しており、吸湿速度も一般的なシリカゲルに比べて早いのだとか。
交換目安は約1年で、交換用の乾燥剤はモンベルストアで購入可能です。また、使用開始日を記入できるのも便利なポイント。細部まで抜かりない作りは、さすがのモンベルですね。
サイズは2種類
サイズはSとMの2種類。Sサイズは、薄手の衣類なら10〜15着、登山用のソロテントなら3つほど収納できました。僕はレインウェアやエアマットなどを主に入れています。
Mサイズは、大型のファミリーテントや45Lの登山用リュックもすっぽり収まる大容量。アウトドア用品をまとめて保管したいときにも便利なサイズです。
また、どちらのサイズもマチがしっかりあるため、シューズの保管にも最適でした。お気に入りの靴が、いざ履こうとしたらボロボロになっていたことがあるため、しばらく履く予定のないスニーカーや登山靴は必ずこの中に入れて保管するようにしています。
長く使いたいお気に入りのアイテムがある方は、ぜひ試してみてください。きっと価格以上の価値を実感できるはずです。