なかなか好評だった「Windows 7」ベータ版のダウンロード提供が終了しましたが、すでにマイクロソフトは、もうこれ以上のベータ2版の提供などは行わず、来月中にもリリース候補(RC)版を提供スタート予定。その後は、RC2版をスキップして、一気に製品版リリースへと突き進んでいく方針を明らかにしていますよ。
そうなると気になるのは、いざ、Windows 7の正式発売の開始時期ですけれど、このほど、AcerやHPなどの大手PCメーカーのOEMを手がけているCompal社長のRay Chen氏が、投資家向けカンファレンスの席上で、自ら正式リリーススケジュールを明らかにしてしまいました! 同氏曰く、すでに受注しているPC発売プランからすれば、今年9月下旬~10月上旬に、Windows 7を標準搭載する各種デスクトップPCおよびノートPCが続々発売予定なんだとか。
この報道を受けて、当のマイクロソフトは、これまでの決まり文句である、遅くとも2007年1月のVistaの一般発売から3年以内のスケジュールで、2010年1月までには、必ずWindows 7の出荷を開始するとの説明を繰り返したものの、予定よりも早く順調な開発ペースで進んでいることも認めたようですね。
秋以降はWindows 7搭載の新モデル発売でPC業界に活気が戻り、景気も回復してきて、ちょっとイケイケモードになっていったりするといいんですけどねぇ…
Erica Ho(原文/湯木進悟)
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