バッテリーちゃん大きな顔してるけど…。
いろいろと話題のMacBook Air、既にお試しの方もたくさんいるかと思いますが、MacBook Airのケース開けてみました。
単純に、この超薄型の美しいマシーンがどんなふうにできてるのか? を知りたかったんです。ということで、Philipsのスクリュードライバーを握りしめ、ひとつ、またひとつねじを抜き取っていきました。すると、セクシーで最もシンプルなノートブックの中に、セクシーでシンプルな構造が現れたのです。
薄さにもインパクトがありますが、分解のしやすさにもインパクトがありました。それでは、MacBook Airの内側をギャラリーにしてみましたので、まだ内側チェックしていない方、以下でご堪能ください。MacBook Airは今までの中で一番開けるのが簡単なAppleのノートブックでした! たったの1ステップですんじゃうんですから。単純にスクリュードライバーで底のケースを固定している、Philips0タイプのネジ7本と、少し長さの違う3本のネジを抜くだけ。重要ポイントといえば、2種類のネジがあるのでどの穴にどのネジが入っていたかを覚えておくことぐらい!? クルクルクルっと、すべてのねじを抜いた後には、どうせiPhoneやiBookみたいに、立派なロックシステムがあんだろうなと予測していましたが、そんなの全然ありませんでした。
そして、ケースを開けた直後に注目したのはバッテリー。なんといっても内側の3/4ぐらいをバッテリーがしめているのですから、見逃すわけもないんですけれど…。ここで、再びPhilipsのネジ0タイプが登場。今回は9本でバッテリーを固定していました。それをクルクルっとはずしてしまえば、あとは指で簡単にバッテリーケーブル外しが完了! ということで、ほとんどのユーザーが簡単に自分でバッテリー交換をできてしまうぐらい簡単です。でも、「簡単! 簡単!」といってますが、ちょっと考えるとMacBook Airのバッテリー交換は、MacBookやMacBook Proよりも複雑だっていわなくてはいけないのかも!? だって、MacBook Airのバッテリーはマシーンの中に内蔵されてしまっているから、バッテリーを交換したいなぁと思ったらAppleが用意しているバッテリー交換サービスにお願いしないといけないんですから…。しかも有料なのは、ショボ~ンですよね…。
それでは、その他MacBook Air開けてみて思った事を書きとめてみました。
- MacBook Airのサイド部分のカーブの影響で、ネジ穴に角度がついているので、小さなネジを
一定の角度ではめ込むのって、ちょっとテクニックが必要かも!?
- とはいえ、取り外したケースの内側には、たぶんバッテリー交換サービスの人向けに組み立てなおすための便利な説明図が2つ付いてます。
- ハードドライブは簡単に取り替えられそうです。
- RAMは、はんだ付けされているようなので簡単に取り換えはできなさそうです。
- 内部の構造は頑丈そうです。
- MacBookやMacBook Proなどケースを開けると保証が無効になるので、MacBook Airも同じこと。なので、バッテリー交換をする時は「リスクをとって自分でやるか?」「Appleに有料でお願するか?」を、じっくり考えましょう。
CHRISTOPHER MASCARI(原文/junjun)
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