本のある暮らし

人生は一冊の本のように味わい深いです。そんな日々を綴ります。

2024年の読書。今年読んでよかった1冊の紹介。

2024年読んだ本は、ブログで紹介していない本も併せて、

約20冊くらいでした。

 

とっても少ないですね。

 

けれど、そんな少ない読書でも、

その時々、元気をもらえたり、心動かされて行動したりと、

何も読まないよりも、

私の心に少しでも蓄積された何かがあると思います。

 

読書のペースは人それぞれ、

その人の紛れもなく向き合った時間です。

 

人と比べるのではなく、

自分の中でどんな気持ちになったか、

変化をもたらしたのかが大事だと思います。

 

さて、そんな数少ない読書の中で、

2024年に読んでよかった1冊を紹介したいと思います。

 

2024年読んでよかった1冊

2024年に読んでよかった1冊は、

益田ミリさん著「47都道府県女ひとりで行ってみよう」です!!

 

 

www.genko-library.com

 

この本の魅力

旅は人それぞれのストーリーがあって面白いです。

YouTubeの中でも私は旅のVlog系が大好きでして。

自分が行かないであろう、行けないであろう場所に行ったお話が大好きです。

 

自分の頭の中で、脳内旅行が出来るからです。

 

この本は、著者のミリさんが、

女ひとりで、東京から各都道府県に足を運んだ様子が、

綴られています。

 

行った場所はもちろん、使ったお金の金額も書かれているのもポイント。

所々に、その時感じた心の機微や、

風景が描かれているのがまた良いです。

 

自分の行ったことのある県を読むのも楽しいし、

行ったことない県を想像するのも楽しい。

 

そんな風に家にいながら旅気分を味わえる一冊でした。

 

この本を読んで行動できた

2024年を振り返ると、

2023年に息子を事故で亡くし、どん底だった私たち家族。

 

3人家族になって、

おでかけすることにまだまだ慣れていませんでした。

 

そんな中、今年は息子がいない365日を過ごす2024年。

色んな思いをそれぞれ抱えながら、

3人だけでもお出かけをたくさんしました。

 

息子と訪れた場所をたくさん行きました。

数年ぶりに訪れた場所もあります。

そこを訪れると、確かに息子と過ごした時間を感じられることができたし、

一緒にいる気持ちでいつもお出かけしていました。

 

そして、新たに3人だけで新しく訪れた県。

 

本を読んで、ちょっと出かけてみたいな。

そんな気持ちになって、

遠くまで足を運んで見ました。

 

訪れたのは、

未開拓の県、山形県と岩手県です。

 

山形県では、

上杉神社、加茂水族館に行ってきました。

 

くらげの群生に癒されました。

 

山形県に行くために、車中泊をしたこともまたよい思い出。

体中が痛くて、寝不足で。

運転もたくさんしてとっても疲れました。

 

けれど、こうやって車中泊できるのもこれが最後かも?

なんて思いながら。

 

初めて見る日本海。

とっても綺麗だったなぁ。

 

岩手県へ行くにあたり、山形県へ行く過程での車中泊がしんどかったので、

福島県で一泊して向かいました。

 

向かった先は世界遺産の中尊寺。

 

自然薯そばを食べ、

金色堂を鑑賞してきました。

 

春先だったので、気候もちょうどよかったです。

 

東北だったら、車でなんとか行けることも分かりました。

 

今年は2県も行ったことのない県に行けて私的には大満足でした。

 

残り20県が未開拓県です。

のんびり開拓できたらいいなと思いました。

 

おわりに

 

本を読んで何か一つでも行動できたとき、

それはその本を読んだ価値が高まる瞬間だと思います。

 

行動できたら尚よし。

できなくてもよし。

 

よくビジネス書は、行動しないと意味はないっていいますよね。

確かにそうかもしれないけれど、

その瞬間瞬間心が動いただけでも私はいいと思っています。

 

心が動くだけでもワクワクしますからね。

 

そんな、少しずつの行動の積み重ねが明日の自分を作っていくと思います。

 

皆さんは今年どんな本に出会えましたか?

 

年々読書数が減っていますが、

少ない読書の中でも確かに感じること。

行動できることを知れる2024年でもありました。

 

たくさんの娯楽が溢れているので、

私は映画やアニメ、ゲームなどなど、

楽しみの幅を広げています。

 

いろんな楽しみの比重が分散された2024年だったなと思います。

 

どんなに悲しい出来事が起こっても、

残された人には日常が残酷にも続きます。

 

時間は止まることなく流れます。

 

そんな流れの中には、

悲しみが嵐や雨のように時に訪れて、

気持ちが落ち込むこともあります。

 

けれど、楽しい、ワクワクする瞬間もあるのも確か。

 

息子を失ってみて、

気づいたことでした。

 

これから先もたくさんの人との別れが待っていると思うと、

「さよならだけが人生さ」そんな言葉が思い浮かぶのでした。

 

明日がある保証なんて誰にもありません。

ただ生きているだけの人が突然命を失われる、

そんな不条理な世界です。

 

憤りや悲しみを抱えながらも、

それでも生きた2024年でした。

 

2025年も息子のいない世界を、

それでも生きたいと思うのでした。

 

以上、2024年に読んでよかった本の紹介でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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