詳しくは動画を見ていただきたいのですが、Duolingoを作ったLuis von Ahn氏は、CAPTCHAやReCAPTCHAの開発における中心人物です。これらは、ユーザー登録時に判別しにくい文字の画像を表示し、それを正しく入力させることで、コンピュータプログラムではなく本物の人間が登録しようとしているかどうかを確かめるための仕組みです。インターネットを日常的に利用なさっている方なら、少なくとも一度はお世話になったことがあるでしょう。ReCAPTCHAとはCAPTCHAの改良版で、人的リソースを用いて行われる文字認証のプロセスの10秒間を積み上げて、昔の書籍の電子化を進めようと開発されたものです。そしてDuolingoも、ReCAPTCHAと同じような思想から開発されました。具体的に言うと、Duolingoでは、大量のネットユーザーの外国語学習時間を活用して、ウェブサイトを各国語にローカライズしようとしているのです。