ホームページのタイトルは端的かつ明確に。
サイトのテーマと構成を決めたら、次にホームページのタイトルを決定しましょう。
本でたとえるのなら本の題名を決めることと同じであるのに、多くの人がホームページを公開することに気をとられているばかりつい疎かにして、適当な名前を付けたり、忘れてしまいがちです。
自分だけが楽しめれば良いとか、見る人が限定されているから…といった場合を除いて、自分が発信している情報を求めてたくさんの人が訪れてくれるサイトにしたいのであれば、サイトのテーマに即したホームページタイトルの決定は重要なポイントです。
このタイトルが曖昧であったり、抽象的すぎるのは考えものです。以下にその例を挙げてみました。
ホームページタイトルの良い例、悪い例
- 良い例
- 「ホームページを作成して小遣いを稼ごう」 – テーマが具体的
- 「コンパクトカーを比較せよ!」 – 目を引くタイトルでかつテーマが絞られている
- 「ディズニーランドを100倍楽しむテクニック」
- 悪い例
- 「ラーメンランキング」 – ラーメンを扱うサイトはたくさんあります。
- 「サッカー速報!」 – 大手サイトに負けてしまいます。
- 「映画評論」 – テーマが大きすぎる。
それではこれらのテーマを扱ったサイトがどのくらいあるか実際にGoogleで検索してみましょう。
Google 検索結果
- 良い例(検索ワード:検索結果(ヒット数))
- 「ホームページ作成 小遣い稼ぎ」:93,100件
- 「コンパクトカー 比較」:28,900件
- 「ディズニーランド テクニック」:21,100件
- 悪い例(検索ワード:検索結果(ヒット数))
- 「ラーメン ランキング」:1,560,000件
- 「サッカー 速報」:1,170,000件
- 「映画 評論」:1,110,000件
2005年6月8日現在
どうでしょうか。タイトルが曖昧だったり、抽象的なものは検索エンジンでの検索結果が良い例に比べ約100倍多く、相対的に自分のサイトが他の似たようなサイトに埋もれてしまい、サイトへ訪れてくれる確率が低くなります。
ホームページのタイトルを決める際に、検索エンジンを利用するのは非常にうまいやり方です。
慎重にテーマを選び、自分が発信したい情報の中で目を引く内容、珍しいタイトルを持つサイトを作るように心がけてみてください。
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