U18日本、逆転負けで決勝進出消滅 拙攻拙守に泣き、悲願の世界一ならず

 「U18W杯・2次リーグ、日本1-4豪州」(7日、機張)

 日本は逆転負け。わずかに可能性が残っていた決勝進出の道が完全に絶たれ、悲願の世界一はならなかった。

 初回に石川(東邦)の一ゴロの間に先制したが、二回に先発の浅田(有明)がつかまった。3連打に四球、さらに適時打を浴びて逆転を許したところで降板。前(津田学園)が救援登板したが、先頭の三ゴロを石川が後逸。2点適時失策で1-4となった。

 前は5回無失点、9奪三振と好投したが、打線が重苦しい空気に飲まれて拙攻を連発。三回は武岡(八戸学院光星)、四回は熊田(東邦)がいずれも併殺。チャンスを広げることができなかった。

 高校日本代表としては6度目の出場で、初の世界一を狙った今大会。1次リーグでは3連覇中の米国にも勝利したが、その後に失速。6日の韓国戦では最速163キロ右腕の佐々木(大船渡)が先発したが、右手マメの影響で1回降板。延長タイブレークの末、十回に逆転サヨナラ負けを喫した。決勝進出には2次リーグ最終戦となったオーストラリア戦での勝利が絶対条件だったが、痛い連敗となった。

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